2018年7月15日
手術から、2日経ちました。
術後の、あの酷い車酔いのような気持ち悪さからは、だんだん解放されています。
手術した場所の痛みも、昨日までは筋肉の使い方のコツが掴めず、何度も「イタッ!」を連呼しておりましたが、今日は痛み止めの錠剤の効果もあり、余計な付加をかけない限り、手術箇所の痛みも無くなってきてはいます。
でもなぜか、胸上部が少し痛いんですよね…
ドレーンのせいかな…
…あ、ドレーンの説明をば。
『ドレーン』とは、摘出した場所に廃液が溜まりやすいそうなのです、血液とか、リンパ液とか…
それらの廃液を抜くために、管を通して身体の外部に出しています。
その管を「ドレーン」と言うそうです。
その廃液が、一日30ccくらいに安定してきたら「退院」という流れらしいです。
ちなみに私の場合、術後1日目は84ccほど。
2日目の本日は40ccほど。
2日目で半分も減るんですね〜
あとは、テープを貼った箇所のかゆみ
テープで被れる肌であることは看護師さんに伝えてあるので、とてもよくしてくれてます。
でも、かゆいもんは、かゆい
そんな、表面上の痛みはそれなりです。
一番気になることは、私のメンタルです。
手術前は、新たな胸になることの興味の方が強かった。
チクチクする胸の痛みもずっと気になってたので、早くその痛みから解放されたかった。
そして、手術を終えました。
術後の気持ち悪さや身体的な痛みも落ち着いて、ニュートラルなメンタルで自分の胸を、今日初めて触りました。
感触が、無いんですよね。
手術した左胸と、そのままの右胸と、明らかに感触が違う。
当たり前なんですけど。
自家組織による同時再建であれば、感触は残るらしいんです。
でも私はそれは望まなかった。
傷口を他の場所にも増やしたくなかったから。
これが、癌、摘出なんだ。
これが、癌という病気なんだ。
すごく、実感しました。
私はまだ、非浸潤です。
ゼロ期でした。
でも、そうではない癌患者さんも、沢山います。
改めて、心の底から、
癌と戦って欲しいと、
前向きに、
訪れる現実を捉え、
力の限り戦って欲しい、
そんな事を強く感じました。
私も、この感触のない左胸を受け入れ、
戦います。
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