年が明けたと思ったら、あっという間に立春を迎えましたね。

地元アルフォーヴィルの市庁舎では寒桜が咲いています。

 

最近出来たミッテラン元フランス大統領のブロンズ

 

寒桜

 

フランスで人気のお料理ライブ番組

Tous En CUISINE EN DIRECT AVEC CYRIL LIGNAC

 

シェフの料理を見ながら、視聴者や有名人のゲストが遠隔で参加し、一緒に料理を作る番組でパーティーシーズンにぴったりのレシピとして紹介された

 

CROUSTILLANT DE BOUDIN BLANC

ブーダンブランのサクサクパイ

 

美味しすぎる神レシピで、もう2回作りました!

 

YouTube に動画をアップしていますので、是非、こちらもご覧ください!

フランス生活🇫🇷ブーダンブランの

神レシピ作ってみた!!

フランス人ソムリエが選ぶワインは?

 

 

アメブロにはないフランスのソーセージ情報もあります!

 

 

PLAT : CROUSTILLANT DE BOUDIN BLANC À LA TRUFFE

主菜:ブーダンブランのサクサクパイ トリュフ風味

 

オリジナルレシピ

 

  • 2 boudins blancs nature ou à la truffe ブーダンブラン トリュフ風味またはプレーン2本
  • 4 feuilles de pâte filo パートフィロ4枚
  • 30g de beurre fondu 溶かしバター30g
  • 1 truffe noire (pour la salade également) 黒トリュフ1つ(サラダにも使用)
  • 2 pommes à cuire épluchées 皮をむいて切り、調理したりんご2個
  • 1 cuil. à soupe de miel はちみつスープスプーン1杯
  • 15g + 25g de beurre バター15g + 25g
  • Huile d'olive オリーブオイル

 

Pour la salade : サラダ用

  • 2 poignées de mâche マーシュ(英名コーンサラダ 和名ノヂシャ)2つかみ
  • 3 cuil. à soupe de vinaigre de xérès シェリーヴィネガースープスプーン3杯
  • 6 cuil. à soupe d'huile d'olive オリーブオイルスープスプーン6杯
  • Fleur de sel et poivre du moulin フルールドゥセル(塩の花)とひき胡椒

 

シリルシェフはお肉屋さんでトリュフ入りを購入したそうです。

ちなみに、番組では黒トリュフは使用していませんでした。

 

Cuisineaz より引用

https://www.cuisineaz.com/recettes/croustillant-de-boudin-blanc-a-la-truffe-de-cyril-lignac-115865.aspx

 

オリジナルレシピはパートフィロでしたが、ブリックに代えて、

トリュフ入りブーダンブランを使用していましたが、プレーンなものを使用しました。

 

パートフィロはギリシャやアラブ料理などでも良く使用されていて、

サモサなどが有名です。

フレンチでも、薄皮のパイ包などで使用されます。

生地は四角いです。

 

ブリックはチュニジア料理などで使用されます。

パートフィロは売られていないことが多いので、出来上がりの食感が近いブリックを使用しました。

 

 

調整したレシピ

PLAT : CROUSTILLANT DE BOUDIN BLANC

主菜:ブーダンブランのサクサクパイ

 

Feuilles de pâte filo → Feuilles de brick

Boudin Blanc, pas de truffe

 

  • 2 boudins blancs natureブーダンブラン プレーン2本
  • 4 feuilles de pâte filo パートフィロ4枚 →Feuilles de brick ブリック生地3〜4枚
  • 30g de beurre fondu 溶かしバター30g

 

  • 2 pommes à cuire épluchées 皮をむいて切り、調理したりんご2個
  • 1 cuil. à soupe de miel はちみつスープスプーン1杯
  • 15g + 25g de beurre バター15g + 25g
  • Huile d'olive オリーブオイル

 

Pour la salade : サラダ用

  • 2 poignées de mâche マーシュ(英名コーンサラダ 和名ノヂシャ)2つつかみ
  • 3 cuil. à soupe de vinaigre de xérès シェリーヴィネガースープスプーン3杯
  • 6 cuil. à soupe d'huile d'olive オリーブオイルスープスプーン6杯
  • Fleur de sel et poivre du moulin フルールドゥセル(塩の花)とひき胡椒

 

こちらが材料です

 

今回はモノプリのブーダンブランを使用しましたが、

普段はこちらのものをよく食べています。

 

ブーダンブランは日本でも購入できるようです!

 

 

 

 

 

 

 

りんごはピンクレディーなど酸味のあるりんごを選ぶと良いそうです。

ピンクレディーというと子供の頃好きだったあのグループが思い出されます。

私はもちろんmieちゃん派でした爆  笑ビックリマーク

 

左:ピンクレディー

オーストラリアで生まれた高級りんごのようで、日本にも少ないようですが、

あるようです。

右:フランス生まれのジュリエット。

このような可愛いパッケージのりんごもあります。

 

以前、ピンクレディーでバラのブーケのようなタルトを作ったことがあります。

時間は掛かるけど、簡単に作れて見栄えのするタルトです!

 

今回はピンクレディーはなかったので、別のりんご

 

Bio Pomme Gala Bicolore

オーガニックガラビコーロールを使用しました。

 

作り方

 

 

りんごの皮をむき、たねと芯を避けるように、角切りにします。

 

りんごはタルトのベースになります。

 

フライパンを熱し、バターを入れます。

 

バターが溶けてきたらりんごを入れます。

りんごは2個にしましたが、小さかかったので、3個にすれば良かったかもと思いました。

 

時々フライパンを回して炒めます。

 

 

アカシアのはちみつ 

スープスプーン1杯のはちみつを入れて、キャラメリゼします。

 

弱火にして、火を通している間に、シェリービネガードレッシングを作ります。

 

シェリー酢をボウルに入れます。

レシピはスープスプーン3杯ですが、半分の量、1.5杯にしています。

 

オリーブオイルを入れます。

レシピはスープスプーン6杯ですが、半分の量、3杯にしています。

 

泡立て器で混ぜます。

白濁して、とろみが出てきたらOKです。

塩胡椒をして、味を整え少しかき混ぜます。

 

 

時々フライパンで炒めているりんごの様子を見ます。

キャラメリゼしてきました!

 

 

小鍋にバターを入れて溶かします。

 

鍋を使わず、耐熱容器に入れて600Wのレンジで40秒くらいチンしても大丈夫です。

 

このバターは生地に塗ります。

 

ブリック生地(パートフィロ)を用意します。

開くとこのように生地が紙に挟まれて重なっています。

 

 

上の紙を剥がします。

 

生地に溶かしバターをハケで塗ります。

 

バターを塗った生地を台紙から剥がします。

 

 

丸い型またはフライパンを用意します。

 

私はティファールのフライパンを使いました。

 

塗った方を下にして、型に入れます。

 

表面にもバターを塗ります。

 

 

レシピは4枚になっていますが、番組では5枚のパートフィロを使用していました。

 

私は4枚のブリックにしましたが、十分サクサクで美味しいです。

同じ工程を行い、4枚重ねた状態にします。

 

 

パートフィロの場合は四角い生地なので、少しずつずらして重ね、

はみ出したところを鳥の巣のように中に折り込み形を整えていました。

 

 

以前、パートフィロを使った時の写真です。

 

 

パートフィロは日本でも買えるようです!!

ブリックの方がありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

普通のいわゆるパイ生地を使用するよりもブリックやフィロを使うことで、

よりサクサク感が楽しめます。

 

キャラメリゼしたりんごを生地に入れます。

 

ブーダンブランを輪切りにします。

 

ブーダンブランはヴォライユクリームなどを入れているので、

白いソーセージになっているそうです。

シリルシェフはお肉屋さんでトリュフ入りのものを購入したそうです。

 

 

りんごの上に輪切りにしたブーダンブランを円形に並べます。

こんな感じです。

 

生地の端の方にバターを塗ります。

 

パートフィロは四角い生地なので、はみ出している生地を内側に折り込みます。

 

とってをつけてオーブンへ190度に予熱したオーブンへ

 

オーブンに入れたら取手を外して、ドアを閉めます。

 

 

20分くらい焼きます。

私はタルトモードを使用しました。

 

焼き上がり!

 

フライパンからパイを出し、皿に盛ります。

 

マーシュにシェリーヴィネガードレッシングかけ、混ぜます。

 

マーシュの葉をバランス良くパイに乗せて供します。

 

残ったサラダは別盛りにします。

 

 

出来上がり

生地はパリパリ、サクサク!!

 

ブーダンブランはジューシーで塩気があり、

りんごの酸味とほのかな甘味が絶妙なバランスで美味しいです!!

 

 

シリルシェフの出来上がり

こちらは2回目に作って主人と食べたブーダンブランのサクサクパイ

 

シェリービネガードレッシングじゃない方が良いと言うことで、

ヘーゼルナッツオイルと白バルサミコでドレッシングを作りました。

 

 

主人には言わず、レシピ通りはちみつを入れましたが、

さすがソムリエなのですぐに気がつきました。

主人的にははちみつはなくても良いと言ってました。

もっと酸味のあるピンクレディーや青リンゴなどを使った時には、

はちみつを入れても良いと思いますが、今回のりんごは甘味が強かったようです。

 

さて、この料理に合うワインを主人に聞いてみました。

 

こちらの生産者さん

Domaine de Belliviére

ドメーヌ・ド・ベリヴィエール 

Domaine de Bellivière - Jasnières Calligramme 2020 (sec)

 

Jasnières Calligramme 

ジャニエール・カリグラム

Chenin (vignes de plus de 70 ans)

ブドウ品種 シュナン・ブラン100%

 

香りは甘みはあるけれど

甘すぎず、まろやか

酸味があって、さっぱりししている

黄色いフルーツやアカシアのはちみつの香り

 

 

Domaine de Bellivière - Jasnières Calligramme 2020 (sec)

 

Domaine de Belliviére

ドメーヌ・ド・ベリヴィエール 

 

 

1JOUR 1VIN 

 

日本でも購入できるようです。

 

 

 

 

1JOUR 1VIN テイスティング情報

 

下記に日本語訳を記載します。

Oeil (目)

Robe jaune paille aux reflets verts

見た目

緑色に反射する麦わら色

 

Nez(鼻)

Concentré et expressif, dévoilant des arômes de fruits jaunes, citron et de pomme verte

香り

凝縮感と表情豊かな香り 黄色い果実、レモン、青リンゴ

 

Bouche (口)

Très sèche, à l'acidité revigorante et saline, riche et profond avec presque aucun sucre résiduel, beaux amers en finale

非常に辛口で、爽快で塩味のある酸味があり、リッチで深みがあり、残糖はほとんどなく、フィニッシュには素敵な苦味があります。

 

キャラフで10-12℃で供します。

 

1時間前には開栓します。

2028年より前に飲みます。

 

料理とワインの組み合わせ

ホワイトバターソースのパイク、魚のタルタル、スズキのロティ モレルソース、

ロブスターのマヨネーズ

 

引用 1JOUR 1VIN

 

白ワインなので、魚介類のクリーミーなお料理との組み合わせを提案しています。

ブーダンブランはお肉料理ですが、酸味と甘みのあるりんごとの組み合わせの

シュクレ・サレ(甘味・塩味)なので、白ワインの方が合うと思います。

 

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました❣️

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