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 7/1〜7/31 

 

 

 

 

7月の精霊は私たちに、

「新たな流れの活用、価値の底上げ」を授けます。

 

 

 

流れるもの、流されるもの、

流すべきのもの、

流されないもの、

流せないもの。

 

私たちの目の前には、

あらゆるものがその流れをまといたどり着いてきます。


幾多の人の手から手へ渡し渡され続けたものは、

まるでベルトコンベアに乗っているかのように、

どんどんとそのつながりを経てあちらこちらへと運ばれ続けています。

 

 

7月の精霊は、そのベルトコンベアで運ばれてきたものを検品する自分工場の立て直しを図ります。

 

 

 

。。。

 

 

 

 

私たち人間は、自分を主人公として物語を組み立てます。

自分の生い立ち、自分の経験、自分の目から見た世界で、自分の思考を組み立てています。

 

 

他者も社会も世間も、そこに組み込まれますが、自分が知っている、理解している分の分量だけしかなく、自分目線思考であることは、変わることはありません。

 

 

自分の物語で組み立てる、自分目線組み立て工場では、あちこちからベルトコンベアで流れてくるあらゆるものが全て、自分目線の検品が行われ、そして組み立て直しが行われています。

 

 

 

流れてくるもの。

それが自分の目の前にあるならば、それは自分のものであるとし、自分の組み立てに改変し、それを自分の個性とし、自分の思考とし、自分のデザインとし、自分のオリジナルとし、次に流します。

 

自分をそこに上書きすることで、前の価値を消し、自分の価値を新たに植え付けます。

 

そしてそれは工場から工場へ。

ベルトコンベアで運ばれるものは常に誰かの目で検品され価値を消され価値を与えられ、その形を変えながら、流れ続けています。

 

 

 

 

さてここで、7月の精霊は検品の改訂を私たちに与えてきます。

 

 

 

ベルトコンベアであなたの目の前に運ばれてきたそのものは、今までと同じように、自分目線で組み換えていいものでしょうか?

 

 

じっくりと、そのものを眺めてみてください。

 

今まで感じることのなかったものを、

この7月は見つけることができるはずです。

視線、目線が変わります。

 

 

自分以外の手が入ったものなのに、そのままで美しいと思うかもしれません。

 

そこに自分を上乗せることが、素晴らしい提案であると思えなくなるかもしれません。

 

世の正義大義にすり替えるため、無秩序な出鱈目を捏造することに、罪悪を感じるようになるかもしれません。

 

 

今まで、目の前に流れてきたものを、

条件反射的に自分の意見や自分の提案、主張として自動的に組み換えてきたものが、とても無意味に思えるようになるかもしれません。

 

 

自分をそこに上書きすることで価値をつり上げつづけた自分工場は、そこに価値が見いだせなくなり、以前と同じ稼働ができなくなるかもしれません。

 

 

 

ベルトコンベアで運ばれてくる世の中のあらゆるものたち。

目の前にあらわれたそれを、自分工場はどう扱っていくのか。

検品作業の新たな稼働を、精霊は私たちに示します。

 

 

 

 

・目利き。

 

そのものの本当の価値、損なってはいけないもの、守らないといけないもの。

崩してはいけない変えてはいけない、骨子を見る目、智恵を元にした判断が必要だと教えてくれます。

 

 

・適切適度。

 

物事のバランス、俯瞰された思考、公共性の顕現、だれしもに共通する共通項の幅を、合致させてくれます。

 

 

・目利きと適度を知った上での組み立て作業。

 

これは今の時代に合わせて自分のグレードをただ上げていくのではなく、自分の内側にある眠っていた本来の基準を見つける作業となります。

 

本当に自分の気持ちが通るところ、違和感が一つもないところがそのありかとなります。

 

 

 

〜自分物語、自分目線工場は、ここから大きな発展を迎えます。

 

 

 

流れるもの、流されるもの、

流すべきのもの、

流されないもの、

流せないものの内容が、

大きく改変され、

一辺倒に上書きをしていた単純作業から、

そのものによって組み方を変えていくという、

多様で複雑な作業となっていきます。

 

 

一見、とても大変そうにも見えますが、

「そのものが守られた」という価値がそこに生まれます。

 

目の前に来たものの本質を、潰さない。

価値を失わなせないことはある意味技術であり、当たり前にあるものできるものではありません。

 

流れてくるもの、流れの中にあるからこそ、変質することが必然のようにあり、そこを維持し続けることは難しく、それをできていること自体が、価値となります。

 

変えてはならぬもの。

 

無価値に落とされなかったという新たな価値がそこに生まれます。

 

自分工場は自分以外の人の信頼を得ることができ、そしてその信頼は、今まで個人営業、個人商売、個人限定だったものを、多くの人に受け入れられるものへと変えていきます。

 

 

 

。。。

 

 

 

7月は、

どんぶらどんぶらと目の前に運ばれてくるもの、

そのものをどう扱うのか。

その扱いを今までと変えることによって、新しい価値が生まれる時であります。

 

 

いつも通りの流れ作業ではなく、

ひとつひとつをじっくりと自分の中で照らし見極め見直すことで、新たな発見や気づきを得ることができます。

 

そしてそれは、その人自身の新たな価値となり全ての生活の中で生かされることとなるでしょう。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

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