6.4.14…「虎と翼」①

朝ドラの昨日の一コマ…「女は無能力者」という件(くだり)。

家長制度など旧日本国憲法では、女性は人として平等ではなかった時代。

男性の従属者として扱われていた。いつからそうだったのか？

卑弥呼の時代、女性天皇がいた時代もあったが……何故だろう?

男は外・女は内→→力用的・特性(特質)としての側面。

互いにその特質などを活かして行くことは大事だと考えられて、それが良しとされた。

その長い時代の流れの中で定着規範的(基盤)となって行ったのだろう。

しかし、元々《人として生きる権利は平等である筈。》何故なのかと今更ながら思うところ。

…この時代は、男女平等はなく、男性の従属物という概念。

財産についても夫の管理下にあるとされていた。

このドラマ設定では、「DVの夫から逃れた妻が、親の形見の着物を返して欲しいという裁判」の判決場面であった。

→→「権利の濫用」という、裁判官の心象判決が下された。

法律を学ぶ女子部の中の一人は、「権利だから、何某の賠償を受けなければ意味がない」という発言があったが。

→→→私の場合で、もし裁判したとしたら……

私が大事にしていた数々の品々は、完全に捨てられたこと。

そして、刺傷の事件など……

裁判に訴えたら勝てて賠償金を得られたかも知れないが、それでは根本的な解決には至らない。互いに傷付け合い、悔いを残すことになっただろうと思う。

私も、家庭裁判所に離婚調停を申し立てた。その時のことは、次回書きたい。(続く)