6.7.7…「目に見えないもの」⑦


今日は七夕祭りです。

七夕の由来には、彦星とはた織姫の物語など、諸説があるようですが、その中で一つ、ご紹介しておきます。


夏の夜、8時ごろに東の空を見上げると、3つの明るい星が見られる。それらの星を線で結ぶと大きな三角形ができる。これを「夏の大三角」という。(中略)ベガは織りひめ、アルタイルはひこ星にあたる。これらの星は77日ごろにいちばんよく見えることから、七夕の言い伝えが始まったと。

それらには、人の願いが込められていたようです。


さて、人間の心については、古代から仏教、中国の陽明学、ギリシャ哲学などで、色々考えられ展開もみせているようです。


心(こころ)は、非常に多義的・抽象的な概念であり、文脈に応じて多様な意味をもつ言葉であります。

人間など生き物の精神的な作用や、それのもとになるものなどを指すなどとしているといわれています。ややこしいなぁ〜😣


心と命、命もそのものは、これも又、目に見えませんね。

生きている時に、生命があると意識出来ます。

生きていくことへの不安があると、自らの命を絶ったり、そのような命をどう思うのか分かりませんが、他者や生あるものの、「いのち」を奪うという悲しい出来事も、近頃、多々報じられています。


生きていくということは、多分、明日の命がある。自分らしく安心して生きていける。と信じているからだと、何となくなく感じています。


しかし、いのちを奪う様な現実は、難しいことは分かりませんが、見えない生命を「信ずるに足りる確固たるもの」として見出せないのかもしれません。


反面、生きるために、世界的にも「貧困」に喘ぐ子供たちや経済苦に苛まされている多くの人たちがいます。その様な中で、生まれてくる生命も沢山います。


また、生きる希望が見出せないから、その時その時だけを刹那的に、今の自分だけをみて、自分だけ満足すれば良いという風潮というのか考え方も見受けられます。