今日もご訪問ありがとうございます。
昨日の朝、目を覚ますと、知人からLINEがはいっていて、大阪で大きな地震があったことを知りました。
すぐに、大阪に住む姉にLINEをいれたところ、電車が止まっているので、会社は休むことになったが、それほど被害も大きくないということで無事を確認し、安心しました。
北大阪の方は、かなり揺れて被害も大きいとのこと。
23年前の「阪神淡路大震災」を彷彿させる地震だったようです。
当時、私は既に海外に住んでおり、その知らせを聞いたのは、朝出社した時でした。
既にオフィスにいる同僚が、「大阪で大地震が起こったそうだよ。早く、自宅に連絡して。」と慌てた様子で教えてくれました。
通信手段は、電話かファックスのみ。当然、回線はパンク状態で電話はつながりませんでした。
日本の企業に勤めていたため、本社の計らいで、自宅に連絡をとってくれたと記憶しています。
家族には、しばらくして連絡がつき、皆無事という知らせを受け取りました。
その間、連絡がつくまでは心臓がバクバクして不安で仕方なかったのを覚えています。
BBCで流れるニュースの画像は、崩れた高速道路、長田町一帯が火の海になっている様子など、同じ映像しか映らず、ヤキモキさせられました。当時は、ようやくインターネットが普及し始めた頃で、ニュースを見るにも、画像がカクカクと動き、時間をかけてやっと見れるような、そんな時代でした。
今はネットのおかげで、当時と比べると、情報伝達の速さは雲泥の差です。Youtubeでは、一般の人が撮影した生の映像も見られます。
そんな訳で昨日の朝は、地震のニュースにかじりついていました。
部屋に戻り、身支度を始めていると、家族みんなが寝室に集まってきました。
3人がニヤニヤしながら私の前に座り、次女が赤い包装紙でくるんだプレゼントを渡してくれました。
自分の誕生日ということをすっかり忘れていました。
ノルウェーでは、お誕生日の日には、その人の朝食をベッドまで運んであげる習慣があります。
我が家もそれを真似た時期もありましたが、最近は、「おめでとう!」というだけのシンプルなお祝いしかしていませんでした。
もらったプレゼントは、次女が先日友達にあげたのと同じリチュアルのディフューザーでした。
主人がコペンハーゲンの免税店で買ってくるようにこっそりと長女に頼んでくれたようです。
ずっと、「いいな、いいな。」と連呼していたものですから、買わざるを得なかったのでしょう。
誕生日は、何もなかったようにそっと過ごすことが好きな私ですが、やはり、家族に、ささやかに祝ってもらえるのは、いいものですね。
仕事から戻ると、椅子の上に、またもや赤い紙で包まれたものが置いてありました。
さらにサプライズで、今度は同じ香りのスクラブを買ってくれていたようです。
ちょっとどうしたの?何かあるに違いない。
そっか、来週は、家族でロンドンに行くんだった!
高くつくプレゼントになりそうです。