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北欧の学校は6月中旬頃から夏休みに突入します。オスロの学校はあと1週間ありますが、デンマークに留学中の娘は、一足早く、昨日戻ってきました。

 

タイトルには「初めての里帰り」と書きましたが、高校2年生の時に、イギリスに1年留学していたので、厳密には、初めてではないですが、

その際は、「短期留学」だったため、長期の旅行という感覚でした。

今回の留学は最低でも6年となるので、本格的な「里帰り」という実感がします。

自分で思ったよりも、娘が戻ることが嬉しくて仕方ありません。

主人も、下の娘も同じ気持ちのようです。

 

そんなことを考えながら、遥か25年ほど前に、初めて海外暮らしをした時のことを思い出しました。それまで、私は自宅通勤でしたので、いきなりの海外暮らしが初めての一人暮らしでした。ホームシックで泣いたこともある自分と比べると、まだ学生なのにそんな素振りもない娘が随分大人に感じてしまいます。

 

私の「初めての里帰り」は、思い返すと実は「とても悲しい思い出」となりました。

それについては、改めて、心を整理して書きたいと思います。

 

その後、何度か帰国する度に、家族が揃って空港まで出迎えてくれました。

普段は愛想のない寡黙な父でしたが、久しぶりの再会を喜んでくれていたのは、その態度や言動でもよく伝わり、家族の温かさを再認識できた瞬間でした。離れているからこそ、感じることができたのですね。

 

今、迎えてもらう側ではなく、迎える側になり、改めて、自分の生い立ちを振り返ることができます。子供を持つということは、こういうことなのですね。子をもって知る親のありがたみというのを、しみじみ感じています。

 

さて、娘ですが、1月下旬にあちらに行ったので、約5ヶ月ぶりの再会です。

高2の時は、ホームステイ先で食事も提供されていたため、かなりふっくらとして戻ってきましたが、今回は、完全自炊ということ、本格的に勉強をしているということ、お年頃でもあるということで、少し痩せたような気がします。

 

勉強のこと、デンマークの暮らし、友達のことなど、聞きたいことは山ほどあり、結局、床に就いた時には、翌日になっていました。

意欲的に目標を持つ娘からは、沢山のことを教われる気がします。若いというのは、いいものです。

 

デンマーク語:

1月に渡航したときは、電車のアナウンスが全く聞き取れなかったと嘆いていたのですが、それが、はっきりと聞き取れたと喜んでいました。まだまだ、話すのはおぼつかないようですが、読み書きについては、ほぼ問題ないと言っていました。

 

食べ物のこと:

デンマークはビールが非常に安い、パンがライ麦パンしかない、他のパンもあるにはあるが、割高になる、ノルウェーのパンが恋しいと言っていました。魚介類もノルウェーと比べて種類が少ないし、高いのでほとんど買わないそうです。野菜は、栄養のバランスを考えてできるだけ取るようにしているみたいですが、一人分だと不経済になってしまうようです。友達同士で、一緒に料理を作ることもよくあるそうで、狭いキッチン、切れない包丁で、試行錯誤しているようでした。

 

自転車王国:

移動はもっぱら自転車のみ。平坦なので、ギアもほとんど使う必要がないそうです。パンクした場合も、学校内で安く修理してくれるところがあるらしいです。バスは乗ったことがなく乗り方もわからないと言っていました。雨の日も風の日も自転車ですが、いい運動にはなっているようですね。

 

学生アパート:

6月までは、個人のアパートの一部屋を間借りしていたため、家財道具なども持たずに、身一つであちらに行ったのですが、ようやく、学生アパートに入居できることになりました。広さは16平方メートルとかなり狭く、そのうち2平方メートルがバスルーム、2平方メートルが廊下とワードローブ、そしてキッチンや洗濯室は共同ということです。家賃は、電気代を含めて1992デンマーククローネ(約35000円)に減るので格安です。学校からも近くなり、便利になります。8月に戻る際に、家財道具を運ぶために車であちらに行く予定です。ノルウェーの西海岸の町、トロンハイムに住むお友達は、車で2日ほどかけて、やはり同じように家財道具を運ぶためにご両親が来てくれるそうですが、それに比べれば、オスロに住んでいるのでまだましですね。

 

学業のこと:

大学レベルの話は、正直チンプンカンプンですが、何とかついていけてるようなので、その調子で頑張ってほしいものです。

 

これから2カ月ほどオスロに滞在して、8月中旬には、あちらに戻る予定です。

それまで、日本食など、食べたいものをできるだけ作ってあげたいなと思います。