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最近、家族の保険を見直す作業を行った。
きっかけは、会社の企業年金が、この1月から確定給付型から確定拠出型に変わり、年金を扱う金融機関を変更することになったことだ。
その金融機関では、もちろん保険も扱っている。
保険については、よくわからないのと面倒くさいのとで、こちらに来てからはずっと某Iという会社で契約していた。
保険は、一つの会社でパッケージで購入した方が安いということで、そのままにしていた。
この度、年金を扱うことになったのは、某Sという会社である。
他にもいくつかあるようで、本来であれば、全ての会社で見積もりをとって最も安いところと契約すればいいのであるが、それも面倒である。
たまたま、某Sのセールスから電話が来たので、これ幸いと、保険の見積もりを頼んだ。
我が家の保険の一覧は以下の通り。
- 自宅 Hus
- 貸アパート Utleie
- 家財 Innbo
- 車 Bil
- 家族全員の傷害保険 Livsforsikring
- 生命保険 Ulykkeforsikring
今回の見直しで、成人になった上の娘をこども保険から抜くことに。
結果、年間12000クローネの差となり、某Sが安いことがわかったので、切り替えることに決めた。
詳細をもらうまでは、メールでのやり取りや、担当者からの電話待ちなどで、
結果、3月16日に最初のメールをもらって、決まったのが5月22日だ。
2ヶ月以上もかかるなんて。
その間、担当者が電話で話したいといってくるが、なかなか電話してこない。
イースター休暇が挟まれる。
その後催促すると、子供が病気なので、他の担当者に引き継ぐ。
その担当者も約束の時間に電話してこない。
だが、メールでのやり取りを希望すると、わりとスムーズに事が運んで安心した。
こちらに決めると伝える。
生命保険については、質問事項に答える必要があるため、本人確認を行い、ウェブサイトにログインして回答する。
その後、入力内容に誤りがあったことを気づいたので、その訂正をしたいと告げる。
が、担当者からカスタマーサービスに電話してくれと言われる。
カスタマーサービスの人に聞くと、書類が送られてくるので、それを訂正するしかないといわれる。
訂正の仕方がわからないので、聞いているのに。
その後、契約書と請求書が送られてくる。
生命保険の開始日が、入力した日になっている。本来であれば1ヶ月後を予定。
加えて、他にもいくつか間違いがあるので、その問い合わせをする。
メールで担当者に問い合わせるが、またまた子供が病気なので、カスタマーサービスに連絡してくれと言われる。
安心したのも、束の間。
仕事中なので、チャットでやり取りすると、自分ではわからないので、カスタマーサービスにやはり電話してくれと言われる。
電話すると、担当者と直接話してくれと言われる。
もう一度担当者に電話してもでないので、メールを送ると、育休にはいるので、カスタマーサービスに電話してくれと言われる。
イライラが募る!!
カスタマーサービスに半ば苦情のような形で、連絡する。
カスタマーサービスには、どうしたらいいかメールを送るのでそれに従って処理してくれと言われる。
なかなかメールが来ない。
もう嫌気がさして、苦情処理の方にメールを送る。
私の方に電話してくれと言ったら、いやいやあなたがしてくださいと言ってくる。
とうとうぶち切れ!!!
解約を申し出る。
解約はスムーズにいったが、サービスの不満に対する謝罪等一切なし。
一人目だけでなく二人目のコンサルタントも
子供が病気とは、たまたまなのか、常套手段なのか。
とにかく、客としては、ぞんざいに扱われた感が否めない。
保険の変更は、保険会社間で行われるそうで、既にデータ上で変更されているため、余計な請求が来たら困るので、
前の保険会社に撤回してもらうように電話する。
すぐに対応してくれて、私の愚痴も聞いてくれた。
おまけに、少し割引してくれた。
ということは、また交渉次第で割引してくれるのかしら?
12000クローネの違いはかなり痛いが、こんなサービスであれば、不安なので、とりあえずはこのままにしておこうと思っている。
このサービスの低下は、機械化、デジタル化の弊害なのかなとも思ったりする。
安いから客が相手にあわせろということなのだろうか?
でも、「顧客サービス」というのはビジネスの根幹なので、それをおろそかにする会社の未来はないぞといいたい。
特にこちとらは、「お客様は神様です!」が浸透している日本からきているのだから。
そんなやり取りをしていたところ、保険の相見積もりを依頼できるサイトがあった。
https://www.totalanbud.no/forsikring
試しにこちらに登録したので、連絡を待って、もう一度見直しをしようと思う。
ノルウェーに来た頃は、「たらい回し」「責任をとりたがらない」「担当者以外は、知らないという」
そんな顧客サービスのなさにイライラさせられたものだ。
最近はそんな文化に慣れたのか、あるいは、顧客サービスを受ける機会があまりないのか、気にならなかった部分である。
ちょっと、いらいらしたので愚痴らせてもらいました。