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「カンフー」といえば、香港のスター、ジャッキー・チェンやブルース・リーが思い浮かぶ。
ヌンチャクを使って、それをぐるぐる回して「アチャー」と叫ぶあれ。
会社のプロジェクトで短期で働いているパキスタン系イギリス人が、我々従業員との交流を目的に、週一回、会社のカフェテリアのスペースを使って、ボランティアで「カンフー教室」を開催している。
彼は、人に教えることができ、師範に相当するレベルの持ち主である。
アジア人である私と、もう一人のアジア人である、中国人のリー君が優先的に、名誉ある(?)このコースに招待された。
カンフーなんて、特に興味もなかったが、このイギリス人の好意に甘えて、参加することにした。
始まったのが、クリスマス前なので、かれこれ4ヶ月になろうか?
カンフーの中でも、「詠春」(Win Chun)という流派?になるらしい。
ただし、ヌンチャクは使わないようだ。
これはもともと、護身術として女性が考え出したものだそう。
力のない女性でも、相手の力やエネルギーを使って、身を守り相手を倒す方法だそうだ。
そう聞くと、日本の少林寺拳法が思い浮かぶ。
まず、決まった型があってそれを実践し覚える。
それから、二人一組になって、様々な護身方法を身に着ける。
襲われたときに、素手で対決できるように、ポーズを覚えるのだが、これがなかなか難しい。
その中で、中国人のリー君は、おそらく小さいときにやったことがあるのだろう、
ちょっと見ただけで、すぐに指定の型ができるようになった。
でも、仕事が忙しいらしく、あまりコースに参加しなくなった。
結局残ったのは、私と、ノルウェー人2人と、リトアニア人とエストニア人の計5人で、全て女性である。
バルト三国では、マーシャルアーツが人気があるのだろうか?
それともたまたまなのか?
彼は、プロジェクトで来ているため、5月になれば、イギリスに帰ってしまう。
きっと、彼が帰れば全て忘れてしまいそうだが、
とりあえず、それまでは、できるだけ真面目に通うつもりである。
少しずつではあるが、面白くなってきた。