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ノルウェーで初めて、クリスマスの時期を迎えた時に、素敵だなと思ったのが、アドベントカレンダー。
北欧の国々では、ユールカレンダーともいう。
12月にはいると、1日からクリスマスの24日まで、毎日ひとつずつプレゼントを開けていく。
周りのノルウェー人達は、12月が近づくと、ユールカレンダーを準備したり、家をライトアップしたり、親せきや友達へのプレゼントを買ったり、さらに、職場や友達同士で行われるクリスマスランチやクリスマスパーティへ出席したりと、大忙しとなる。
親せきや友達が少ない我が家にとっても、ノルウェー人達ほどではないが、それなりに慌ただしい時期だ。
ちらほら雪も降り始めるので、さらにクリスマスらしい雰囲気に町中が包まれる。
長く暗い冬を、楽しく過ごすためにも必要なイベントなのだろう。
日本人もそうだが、北欧の人々も季節感というものをすごく大切にする。
我々もノルウェーに住んだからには、その習慣に従って、子供たちには、それなりのユールカレンダーを毎年用意してきた。
簡単なものでは、小さなチョコがはいったカレンダーであったり、1から24の数字が書いてあるポケットのあるタペストリーのようなものに、それぞれちょっとしたお菓子をいれておく。
我が家は、日本から買ってきた(海外在住者にとっては貴重な)お菓子を使うことが多かった。
子供たちにとっては、ささやかなクリスマス前の楽しみである。
店に行けば、お菓子から、おもちゃ、化粧品まで、各社様々な商品が売られている。
お金さえだせば、工夫を凝らした面白い、そして豪華なカレンダーも購入することができる。
さてさて、話は下の娘について。
「今年のユールカレンダーどうする?」と娘たちに聞いた。
ドライな長女は、「別にいらない」らしいが、次女は、何を思いたったのか、ダイエットすると言い出し、お菓子はいらないという。
ただ、他にいいアイデアがあるという。
せっせと、内職をして作っていたのがこれ。
(手作り感満載、ただの紙屑じゃありませんよ!)
自分を元気にしてくれるであろうQuotes(名言、格言)を24個ネットから探してきて、印刷し、ひとつずつ切り取り、小さく折って、瓶にいれておく。
毎日一つずつ開いて、携帯のカバーの裏に入れておく。
ちなみに昨日のQuotesはこちら。
こんな感じ。
When you feel like quitting, think about why you started.
「何かを辞めたいと思ったときは、何故、それを始めたかを思い出しなさい。」
そして今日のはこちら。
Practice, like you've never won. Perform, like you've never lost.
「今まで勝ったことがないかのように練習しなさい、そして、今まで負けたことがないかのように本番に臨みなさい。」
ノルウェー人のお友達がやっていたアイデアを真似たそうだ。
毎日、嬉しそうにそれを見せてくれる。
お金をかけずとも、心が豊かになる方法を自分で探してくれたことが嬉しかった。
最近は、仕事のことで落ち込むことが多かったが、少しばかり元気をもらえたような気がする。
素敵な言葉に触れる事って、日々の生活を潤す上で大切ですね😃