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北欧では、年金暮らしで人気があるのは、断然スペイン。
先日書いたこちらの記事（旅行者はテロリスト）のように、夏のバカンスや、年金暮らしのために、スペインなどの南国に不動産を持っているノルウェー人はとっても多い。
日本人にとっては、やはりこのバリ島、マレーシアあるいは古典的なハワイがそれに該当するのだろうか。
さて、この記事を読んで、日本のメディア、特にワイドショー番組は、本当に伝えるべきことよりも、
自分たちの都合のいいように番組制作
をしているということがよくわかる。
ノルウェーにも、たまに日本のTV番組が取材に来るようだが、コーディネーターをしている人や実際に取材を受けた人から聞いた話では、番組の構成は来る前にほとんど出来上がっていて、その通りに現地の人に動いてもらう感がとても強いらしい。
よく言えば「演出」、でも解釈をかえると「やらせ」になる。
この番組、本来伝えるべき殺人事件よりも、バリ島のリタイア移住の魅力に時間を費やしており、何故移住する日本人が多いかはわかったけど、殺人事件が起こるような闇の部分についても、掘り下げて取材して欲しかったな。
海外移住って、いいことばかりじゃない。
メディアは常に中立な立場で、陰と陽の部分を取材し、視聴者に判断してもらうような番組作りをしてほしいものだ。
ワイドショーにそれを求めるのは酷かもしれないが。
SNSのお陰で、ラブホ社長さんも、自分が本当に言いたかったことの弁明ができてよかったのではないでしょうか。