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私が住むノルウェーは、北極圏を含み地球上でも最北に位置する。
従って、最北の地では、夏は白夜、冬は極夜となり、日の当たる時間が極端に違ってくる。
最近はすっかり秋めいてきて、確実に日は短くなっている。
夏と冬で人格が変わるほど、太陽の影響というのは大きい。
特に外国人には、暗さと寒さがこたえる。
そこで、鬱になる人も多いので、カウンセリング療法もこの国は進んでいる。
ただ、外国人として暮らす我々にとっては、いくらいい先生に診てもらえたとしても、どうしても言語の壁にぶち当たる。日本語で、細かな胸の内を聞いてもらうことは不可能だ。
ただし、さすが福祉の国。カウンセリングなどで言葉の問題がある場合、市が専属の通訳をつけてくれるというサービスがある。(私はまだ使ったことはないが。)でも、それが知り合いだったりすると気まずいし、ノルウェー人は英語でもコミュニケーションが可能なので、果たして日本人でそれを利用する人が多いのかどうかはわからない。
私の年代になってくると、「更年期障害」という得体のしれない波も押し寄せる。
そうなると、鬱なのか更年期なのか、病状の判断がしづらくなる。
ストレスなのか更年期なのかわからないが、症状が体に現れてくる人もいて、友達の間でそれが話題になることがある。
その場合、どういう言葉をかければ相手が救われるのか困ってしまう。
「頑張って。」
「気の持ちようだよ。」
「旅行でも行って気晴らししたら。」
「私も一緒、みんな同じだよ。」
安易にこういう言葉をかけがちだ。
鬱で悩まされた日本の友人から聞いた話だが、どの言葉も言っちゃいけない言葉らしい。
精神的なものって、外から見てもわからないし、本人もどうしたらいいかわからない、本当に厄介だ。
もし、よかったら、どなたかその辺アドバイスもらえませんかねえ?
私だって、「明日は我が身」と思って、そういう知り合いの話を聞くと本当に気の毒になるし、助けたいと思うのだが、自分も同じループにはいってしまうのではないかという恐怖もあるのは事実。
冬が暗くて長いと、ふとそこに足を引きずりこまれそうになるんですよね。
なんだか暗い話でごめんなさい。
おっと、暦はまだ8月でしたね。(^▽^;)