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今日もご訪問ありがとうございます。

 

以前のブログで、「ちょっとしたプロジェクト」があって、なかなか庭の手入れができなかったと書いたが、今日はそのプロジェクトについて。

 

自分の備忘録として書き留めたい。

 

あるいは、同じように考えている方がいたら情報共有できれば嬉しいです。

 

そのプロジェクトとは、長年の夢だった賃貸用アパートの購入。

 

本当は「夢の実現」なんてかっこいいもんじゃなくて、

「老後の備え」と言った方がぴったりくるかな。

ここに行きつくまでは長い道のりだった。

物件を探し始めたのは、2年くらい前。

 

今持っている家の借金を繰り上げ返済するか、

家の改修に使うか、もう少し借金を上乗せして不動産投資に回すかで議論を重ねていた。

 

本来であれば、改修を先にすべきなのだろうが、キッチンやバスルームが使えなくなったり、職人さんに仕事をお願いするのを考えると、どうも二の足を踏んでしまい今に至る。

 

主人は、他のノルウェー人のようにヒュッテ(山小屋)が欲しいらしい。本音は、もっといい車が欲しいようだったが、それは言いにくそうだった。

 

現実主義の私は、山小屋を持ってたって、年に何回使えるかもわからないし、手入れも大変だし、ましてや、お金を産み出さないということで、軽く却下。

 

私の本来の夢は、B&Bをやること。

これは、海外に住んだらやりたいなと漠然と描いていた夢。

 

昔、若い頃に海外旅行したときに、何度かB&Bは利用したことがある。自分の好きなインテリアと食器、手作りの焼きたてパンで、お客さんをもてなし、それで生計を立てることができたらいいのになあと。

 

でも、これは単なる夢でしかないということに気づくまでに時間はかからなかった。

 

B&Bなんて、時間とお金に余裕のある人にしかできないだろう。今の仕事を辞め、定期的な収入を捨ててまでやる勇気はないし、そこまで収入がはいるとは思えない。

 

ならば、今はやりのAirbnBはどうだろう?

 

今の仕事もしながら、できるかも?と思ったけど、部屋の掃除やシーツの洗濯、鍵の受渡など考えると、色々大変だ、自宅の一部屋を貸し出すのもいいかなと考えたが、家族は他人が家にいるのは嫌なようだ。

 

ノルウェーでは、自宅の地下などに、Hybelと呼ばれる間借り用の部屋を作り、それを人に貸すことでちょっとした副収入を得るという人が多い。

 

メリットとしては、一定の条件(貸し出す部分が、自分の居住面積の半分以下)であれば、収入は非課税になる。留守の際も、そのHybelの住人が用心棒がわりにもなる。

 

デメリットとしては、完全なプライベートが確保されないこと。家に新たにHybelを作りたい場合は、工事費などがかかってくる。Hybel付きの家を購入すれば話は早いが、そう簡単に見つかるものでもないし、自宅はある程度大きくないとだめだ。借主選びも慎重にしなくては、とんでもないことになりかねない。

 

とにかく、AirbnBもHybelも、うちの家族は反対だった。

 

それならばと、小さめのアパートを購入し、その家賃を副収入にできればということで、話はまとまり、私たちのアパート探しが始まった。