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今日は朝から、主人と2人で、「夏の間のやることリスト」の上位にあった
「ガレージの掃除と断捨離」を断行した。
今の家に移り住んで早7年。
ガレージは、いわば主人の聖域。私はずっとノータッチであった。
以前住んでいた家には、カーポート(屋根しかないガレージ)しかなかったので、庭の用具や、使わない家具など、雑多なものは地下室に置いていた。
昔の家なので、地下室は広かったが、断熱もされていないコンクリートむき出しの、蜘蛛の巣だらけのじめっとした、文字通り地下室であった。
その一部屋を主人は、自分のホビールームとして、大工道具をはじめとした
様々な「ガラクタ」を溜め込んでいた。
今の家に引っ越しすることになり、いつか使うだろうと置いていたその多くが、「ただのゴミ」となり、ゴミ処理施設と家を何度も往復した。
その際に、非常にお世話になったのが、オスロ市が経営する
「ハラルドルードゴミ再処理場」である。
リンクはこちら。
こちらでは、ゴミというゴミはなんでも受け付けてくれる。
庭木や枯葉や土、家具、電気製品、ベッドや布団、白物家電、危険ごみなどなど。本当に何でも受け取ってくれる。しかも無料ときている。
大事なのは、きちんと定められた場所に分別し捨てること。
わからない場合は、近くにいる係の人に聞けばすぐに教えてくれる。
さらに、使えるものや、捨てるにはもったいないと思えるものについては、「再利用」コーナーがあり、そこに置いておけば、誰かに使ってもらえる。
ときに、前の家での教訓は、あまり生かされていなかった。7年の年月で物は増え続ける一方であった。
まずは、今まで使わなかったし、今後も使わないであろう物を仕分けることから始まった。
今日は、第一ラウンドとして、家具などの木材類を車一台分詰め込んで捨ててきた。
これらは、貰い物だったり、いつか使うと思って、とりあえずとっていたものだ。
物が少なくなったので、掃除がしやすくなった。
ガレージなので、土埃や蜘蛛の巣などがかなり溜まっていた。
力仕事は、主人、私は、マスクをしながら、ブラシでほこりをはらって、ほうきで床をはき、最後に掃除機で残りのほこりを吸い取る役目。
なかなか物を捨てたがらない彼を動かすのは大変だったが、すっきりしたガレージを見て、彼も満足したようだ。
捨てる際には、思い出や罪悪感が頭をよぎるが、この場所に来てしまえば、同じように沢山のゴミを抱える仲間がいて、そんな思いはふっきれて、最後にはすっきりした気持ちになる。
これって、不謹慎かもしれないが、人生のあるイベントに似ているなあとふと思った。
「断捨離」っていい言葉ですね。
↑まだこれだけ捨てるものが残っています。これは来週の仕事になりそうです。
↑これでも少しはきれいになったんですよ!