ノルウェーに住む人が、必ずと言っていいほど通らなければならない道がある。
それは、ノルウェー語。
実をいうと私は、もう15年も住んでいるのにほとんどノルウェー語を話しません。理解はできるけど話さなくなった。
何故なら、ノルウェー人は英語がとっても上手だから。ノルウェー語でまどろっこしく話すのであれば、下手でも英語の方がスムーズにいくという道を選んでしまった。まわりも私には英語で話してくれる。
これはあまり好ましくないのだが、もうここまで来たら仕方ない。
それでも、ノルウェーに住んでいるのだから、ノルウェー語がわからないと生活に溶け込むことは難しい。
さて、ノルウェー語ってどんな言葉?
北欧5か国、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、アイスランド、このうち、フィンランド語以外は、言語が非常に似ているらしい。
フィンランド語だけは、全く違いアジアの言語に属し、ハンガリー語などと似ているそうだ。
よく言われるのが、ノルウェー語は英語とドイツ語の中間のようなもの。オランダ語も近いようだ。言語が似ているので、欧州の人が英語が上手なのも頷けるし、日本人が英語が下手なのも許してもらいたい。だって、言語体系が全く違うんだもん。
*上記の図によれば、ノルウェー語はインドヨーロッパ語族の北ゲルマン語群に属するようだ。西ゲルマン語群に、オランダ語や英語がくるんですね。
次回は、ノルウェー語コースについて書きます。