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雑誌は、パラパラ写真を見て終わりであとはゴミになるだけなのであまり買わないが、唯一定期購読したことのある雑誌がある。

 
「Lev Landlig」という雑誌だ。訳すとずばり「田舎暮らし」。
ノルウェーの伝統的な田舎の暮らし、インテリア、料理を、素敵な写真や記事で綴る年10回発行の雑誌である。
 
今日はその最新号の中身を少し紹介したい。
 
日本で根強い人気のあるIkeaに代表される、シンプルモダンな「北欧インテリア」のイメージとはちょっと異なる、昔からノルウェー人が大切にしてきた季節を楽しむその暮らし方がこの雑誌では垣間見ることができる。
 
 
自分の家で真似したいインテリアという訳ではないが、何故かこの雑誌のページを眺めているとノスタルジックな思いと共に、落ち着いた気分になる。
 
長い年月を経て受け継がれてきた彼らが大切にする景色、庭の草花、古い家具、素朴な料理、シンプルな暮らし方。
 
それは、手編みの手袋であったり、森で摘んできたベリーで作ったパイであったり、レース編みのテーブルクロスであったり、クッキーを入れるための古めかしい缶であったり、アンティークな椅子であったり、決して高価なものではないけれど、大切に使い込まれた日用品達。
 
ひいおばあちゃんの時代から物置に眠っていたペンキが剥げ落ちたタンスを、孫が引っぱりだしてきて、ヤスリで削り、ペンキを塗り替え、靴箱として使うことで、家具が生き返った。
 
北欧の人たちが好む、派手でなく、シンプルかつ木や自然素材の温かみある色を使った統一性のとれたインテリア、そのセンスは一朝一夕で身につくものではない。
日本人からしたら少々薄暗い室内も、間接照明を使ったり、ろうそくの火を灯すことで、さらに落ち着いた暖かい雰囲気が醸し出される。
 
簡単に作れる素朴な料理の紹介
 
夏の終わりに森の至る所で摘むことのできる
ブルーベリーを使ったシンプルなケーキの作り方:
 
材料:
  • バター100g
  • 砂糖150g
  • バニラソース3デシリットル(市販であります)
  • 小麦粉300g
  • ベーキングパウダー小さじ1
  • ブルーベリー200g
 
  1. バニラソース、バター、砂糖を鍋にいれて、かきまぜながらバターが溶けるまで温める。
  2. 1を冷ます。
  3. 小麦粉とベーキングを混ぜてからふるいにかける。
  4. 1に3を加えてだまがでないように泡だて器で混ぜる。
  5. ベーキングペーパーをしいた直径24cmの容器に4を流し込み、平らにする。
  6. オーブンを180度に温め、中段で約40分焼く。
  7. 竹串で刺してみて中身がついてこなければ焼き上がり。
 
山村にあるプチホテルの紹介:
Eggedal Borgerstue i Sigdal
ウェブサイト:eggedal-borgerstue.no
部屋数: 16室(全てインテリアが違う部屋だそう)
宿泊料金:1泊 約900クローネ~
場所:オスロから約150km
Eggedalは、ブスケルード県のシッゲルードコミューンにある山村であり、100年以上前に画家のキッテルセンが住みついた場所で知られる。キッテルセンは、トロルや妖精を描いたノルウェーで最も有名な画家の1人。

キッテルセンが描いた幻想的なおとぎの世界に迷い込むかも。。。。