今日は朝焼け、夕焼けともに美しかったので、思わずパチリ。
さて、火曜日に行われたディーゼル車通行禁止条例は一日で解除?廃止?された。
この話題は、翌日と翌々日、新聞の紙面を賑わせた。
まとめると、
- 2007年に二酸化炭素排出量が少ないディーゼル車に対して税金を廃止することで政府が奨励。
- オスロでディーゼル車に乗っていた人は2008年は約5万台だったのが2015年には約12万台に増加。
- その後、ディーゼル車はガソリン車14台分の窒素酸化物を排出するとして、税金が増える。
- 二酸化炭素の排出量が減ることで地球温暖化に寄与するものの、窒素酸化物や黒煙が増えることで地域の大気汚染が悪化。酸性雨の原因にもなる。などジレンマが生じる。
- ディーゼル車の値段もそれにより下落。
- 大気汚染のせいで、幼稚園児などは外遊びが禁止される。
- ディーゼル車通行禁止により、この日、オスロ市内に入る際に料金所を通った車は2万台、前日に比べて31%減少し、一定の効果が見られた。
- 大気汚染の値も減少したが、ディーゼル車だけでなく降雪、降雨も寄与したため、どれだけの効果があったかを計測するのは難しい。
- 交通量が減ったおかげで、バスの遅延も少なかった。
ディーゼル車を奨励した政府が8年後には、ディーゼル車を禁止するという結果になった。
政府は無責任だと非難される。
ディーゼル車を買った人はどうすりゃいいの。
通勤に使わなければ、ディーゼル車って燃費いいし、遠出するにはいいみたいだけど。
ガソリンを買うときいつもディーゼルは安くていいなあと思っていたけど、うちはガソリン車でよかったかも。
