いつも暖炉に火をいれるのは旦那の仕事だが、先日彼がいなかったので、リビングを暖めようと私が火をつけた。
薪が全てなくなるまで燃やし、なるべく煙をださないということが重要らしいが、これがなかなか難しい。
やり方としては、乾いた薪を井形に置く。
その時空気の流れ道を確保することが大切らしい。
空いた真ん中のスペースに残った炭があればそれを置き、木の切れ端のような着火剤を置き、割りばしのようなこちらも一種の着火剤(小枝でもいい)を置いて、火をつけるだけ。
太い薪に火が燃え移り、おきの状態から完全に炭になり、それがなくなるまで火が続けば成功である。どんどん薪をくべて、火が消えないようにすれば部屋もじんわりあったかくなる。
私がやるとどうも煙がもくもくでてくる。なぜだろう。
案の定、彼が出張から帰ってくると、
「誰、こんな火のつけ方して、煤でガラスが真っ黒じゃん」とあきれた様子で怒られた。
「だって、あんまりやったことないもん。」と開き直る私。
先日書いたディーゼル車乗り入れ禁止条例は、大気汚染が原因らしいが、各家庭で燃やす暖炉の火も二酸化炭素を増やす一つの原因である。
さて、ノルウェーの番組で昔面白いのがあった。暖炉の火をずっと映しているだけの番組。途中薪をくべたりするのだが、公共の電波を使ってずっと火を12時間映し続けるというもの。
それに関する記事はこちら。
最近は、暖炉の火がテレビの画面のようになって、リモコンまでついた電気オーブンもある。
確かに、火ってずっと見ていると癒し効果があるようで、なぜか落ち着く。