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昨日は、在ノルウェー日本大使公邸における「新年賀詞交換会」に出席してきました。

毎年招待状をいただくのですが、子供が小さかったり、主人がいなかったりで、行けずにいたのですが、ノルウェーに来て初めての出席です。(わくわく!)

 

フォーマルな服装でということだったので、ハイヒールを履いていったのですが、それが大失敗。冬は出かけるときは、いつもはブーツを履いて、ヒールは現地で履き替えるのが常ですが、この時期にしては珍しく雪も降らず、雨も降らず、お天気もよかったので、それほど歩く距離もないかなとふんで、荷物が増えるのも嫌だったので、そのままヒールを履いて行くことにしました。それが甘かった。舗装している道路でも砂利が轢いてあるので、歩きづらいのなんのって。猛省。

 

時間は午後5時から約2時間。

 

公邸に向かう路線バスでは、知り合いの日本人もいてほっと一安心。

会場にはいるとすぐにクロークがあり、上着を置いて中にはいると、大使館の職員の方が受付にいて、招待状を見せてから中にいれてもらう。

 

大使ご夫妻が入口でお出迎え。

 

知っている人はいるかなと見まわしたら、思ったよりも知る顔が少ないけど、こっち来て長いので久しぶりに会う知り合いもちらほらいる感じ。

 

しばらくすると大使のスピーチが始まる。

 

昨年までは、同伴者がノルウェー人の場合も招待されていたそうだが、今年からは成人で在留届をだしている日本国籍者のみに変更になったそうで、それに対する反感もあったらしく、丁寧にその理由を説明されていた。人種差別じゃないかとの批判もあったそう。

 

理由としては、昨今のノルウェーの物価高、在留邦人の数がここ10年で激増したこと、全ての在留邦人に声をかけていること、その伝統を守り料理の質を落とさないためには人数を制限する必要があることなどなど。大使館としても苦渋の選択だったそうだ。

 

「それは仕方ないだろうな」と納得。

 

日本に税金払っていないのに、こうやって招待してもらえるだけでもありがたいもんです。

 

現在、在留邦人は千人以上とのこと。確か私が来た時は300人程度だったような。日系企業は12社(だったかな?)石油関係、船舶関係、商社が主な企業だそう。25%の人がノルウェー人と結婚された方らしいが、思ったよりも数字が低い気がした。

 

世界中の数ある公館で、ノルウェーのように在留邦人全てをこのようなフォーマルなパーティーに招待する所ってほとんどないらしい。(なんて太っ腹口笛

 

そんなこんなで、昨年は約120名の出席者が今年は約80名に減ったようだ。それでも、それほど大きくない(けど立派な)公邸のレセプションとしては十分な人数だった気がする。

 

お料理は、お寿司(まぐろ、はまち、サーモン、そうそうアナゴもあったらしい、私は食べそびれたが爆  笑)、天ぷら(大量のエビ)、煮しめ、酒粕でつけた鮭、スモークサーモン、それからなんと高級な数の子まで登場。(数の子食べたいなあってお正月に思っていたので超ラッキー)

おせち生ビール日本酒寿司

 

この酒粕、ヨーロッパ初の酒蔵ヌグネ(Nøgne)のものらしい。

そこで売っているお酒、「裸島」というそうですが、SASの機内でも提供しているし、ノルウェーの酒屋でも販売してますね。「北海道のお米、吟風を使用し、山廃製法、無濾過で造られた純米酒」だそうだ。

 

デザートはチーズケーキ、ベリーの載ったケーキ、果物。ショートケーキいちごオレンジ

 

留守番している子供たちには悪いが、たらふくいただき、おしゃべりも日本語で、あっという間の楽しいひと時でした。

 

普段あまり他の日本の方々と交流がないので、日本のお料理、文化を感じることのできる貴重な体験でした。

 

来年も行けたらいいな。

 

写真はちょっと取りづらい雰囲気だったので残念ながら1枚もなし。

そのかわりこちら(写真はイメージですウインク