日本でも 35年間開催されている

英国王立研究所の「クリスマス レクチャー



英国では、200年前から クリスマス開催。


日本では 夏開催ですが

名称はそのまま「クリスマス レクチャー」 笑



名称がそのままなのは

200年前に マイケル ファラデーが始めたから。



世界最高の科学者



ファラデーは、

貧しい家に生まれ、学校教育を受けていない。

数学を学んでいないハンデは 研究者になってから 大きかった。



子供の時 製本工場で働き、

働きぶりが認められて、本を自由に読む許可を得る。

片っ端しから 本を読み、

やがて 科学に興味を持つ。



王立研究所の 花形研究者のレクチャーの入場券を 思わず入手。

なんと300ページのノートをとり びっくり

弟子入りを志願するが

見下されて 召使にされた。プンプン



でも 研究室に出入りができる!ラブ


やがて ファラデーの研究は、頭角を表すも

嫉妬した主が、研究室を使用禁止に。

王立協会への入会も阻止される。 プンプン



 ↓  なんて、やつ。ハンフリー デイビー

 ちなみに

 この人の服装が ドラキュラの衣装になった。

 あら ほんとだ。

 イケメンで トークも上手かったので

 彼のレクチャーは 上流夫人達で満席になった。

 確かに 若くてハンサム.....

 

 ↑  英国では 今でも有名な科学者です。

  よい発見もしているので。



後年、

自分の1番の発見は、ファラデーを見つけたこと」

ぬけぬけと 言っている。

阻止しておいて。笑



ファラデーは

クリスマスになると

貧しい子供たちを招待し 科学レクチャーをした。


王立研究所は、今も その伝統を絶やさず

続けている。



私は こういう話に弱い。 

感動。



 ↑ このデスクは 2代目


 ↑この風船みたいな袋 ランタン用だそうで、

  日本製 4回も言っていました。

  特別なのかな?




 ↑  200年前の ファラデー自筆の 

   クリスマスレクチャーのノート。

   このノートをもとに 

   今日の実験デモンストレーションをする。

   上部を焦がしたのは、ファラデー 爆笑

   

  ↑ 200年前の王立研究所のレクチャールーム


実験を 次から次へと テンポよく見せてもらい

その数 30以上


実際に ファラデーがやった時は 

3レクチャーに分けて行った実験を

今日の1回90分のレクチャーに、

盛り込んだそうです。


日本の消防法では、引っかかりそうな

爆発実験がたくさん。笑



爆発実験は 小→大 になっていき


フィナーレは

巨大な水素気球に、火をつけて、


ドーン

大爆発💥



これはもう爆弾



全員 耳を覆いました。


爆発の波動がものすごいと

心臓が ブオーンって 揺れることを知る。


200年前の部屋と一緒に 全員吹っ飛ぶかと思った!


私の席は、最前列中央だったので、

怖すぎて叫んでしまいました。💦


ここは、ダーウィンも 座った席と聞き 

またびっくり。


レクチャーが終わった時は、

生きて帰れてよかった と 本気で思ってしまった。笑



普段は一般公開されない 

ギャラリーや たくさんのライブラリを

見てから 王立研究所を後にしました。


「来年もまた来て下さい」


はい、そうします。

貴重をありがとうございました。



 ↑ 今日の プログラム「ロウソク

  1番有名な レクチャーです





↑ トイレの壁に 爽やかファラデ〜

  現在の £20紙幣 です


↑ 「1812年 科学史を変えた チケットは

 まさに ここで売られ、ファラデーの手元に渡った」