あの日から一年が過ぎました。
現在の季節の英国は日本との時差が９時間差ですので、いつものように朝起きて、
TVをつけると、日本の東北地方の信じられないような大きな津波の映像が
目に飛び込んできたことは、今でも昨日のことのように覚えています。
そして、きっとこれからも忘れられないことでしょう。
自分自身が日本という国をこれほど愛しているのだという認識を持ったのは、
正直言ってあのときが初めてでした。
また遠く離れている英国から何もできない自分の無力さを思い知ったのでした。
お相撲に「痛み分け」という言葉があるようですが、私は敢えてこの
「痛み分け」という言葉を、あの震災の状況に当てはめてみました。
本来の意味とはニュアンスが若干違いますが、
「痛みを分かちあうべきだ」
私はそう考えました。
そして、遠く離れた地から何もできないことを嘆いているより、
私にできる何かはないかということに思いをめぐらせたのです。
そして思いついたのが、ありきたりではありますが、募金をすることでした。
募金とはいえ、
「痛みを分ける」
訳ですからでは、それなりの金額にならなければならないと思いました。
そこで、私が運営しております「英国アンティークス」の
全利益をこの一年間ご寄付させていただくことといたしました。
大企業の社長様などは「億」単位でご寄付をされていますが、
今の私にはそのような真似はできませんが、これまで私にできる
最善をさせていただいてきたつもりです。
またこれからも継続的にできる限りの支援（というほどではありませんが）
させていただきたいと思います。
遠く離れていても このようなチャリティ･イヴェント
なども行われ、私もお手伝いをしてまいりました。
その後も、チャリティの盛んなこの国のことですので
色々なイヴェントが今でも行われています。
世界の人々が日本の皆さまを応援しています。
昨年の震災時には このような
温かいメッセージが世界から届きました。
温かいと言えば、私がしばらくブログをお休みしている間も
たくさんの心温まるメッセージをありがとうございました。
上のお花は英国の春を告げる花ともいえるスノードロップです。
以前にも このお花
のことを記事にいたしました。
冷たい雪を押しのけ、春を告げるスノードロップに
東北地方の人々の厳しい生活を重ね合わせてしまいます。
早く春が来て、人々の心が癒されますようにと祈らずにはいられません。
昨年秋くらいから、急遽忙しくなり、ブログやショップの更新も
ままなりませんでしたが、また少しずつ再開してまいりたいと思います。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
というわけで、また下記のランキングにも参加したいと
考えておりますので、よろしければ下の３つのバナークリックで
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