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チャリティの歴史は古く、一説には紀元前から困った人たちを助けようと
することはあったようですが、英国では19世紀の産業革命の頃にロンドンで
チャリティ団体ができて以降、人々の間にチャリティが浸透していったようです。
そして上流階級になるほど熱心にチャリティ活動を行い、エリザベス女王などは、
なんと700団体ほどの(!)チャリティ団体の総裁を務められていらっしゃいます。
女王になるのは楽じゃありませんね~。
私は何度か女王陛下にお目にかかったことがある‥‥というと嘘になりますので(笑)、
正確に書きますと、お見かけしたことがあるのですが、プライヴェイトなお出かけのときにも
背筋をしゃきっと伸ばして、いつでも人から見られても良い状態でいらっしゃいましたよ。さすがですね。
そんなチャリティが盛んな国、英国ではこんなチャリティもあるのですよ☆
下の写真ですが、何かおわかりになりますか?(英国在住組、Shhh!^^)
はい、ただのビニルバッグです。
(ちなみに英国ではビニルバッグのことをプラスティック・バッグと呼んでいます)
でもバッグはバッグでも人の役にたつバッグなのです。
どこのお宅にでも、しょっちゅうこういうバッグが玄関のポストの中に入っています
(さすがにバッキンガムバレスには入っていないかもしれませんが)。
このバッグの中に不要になった洋服や靴、おもちゃやCDなど(団体によって異なります)
を入れて玄関の外に出しておくと、ボランティアの人々が
集めに来てくれる、というシステムになっています。
上のバッグには「Monday」と書かれていますが、これは月曜日に集めに来るということです。
上のバッグは「RNLI」という救助ボートのボランティアのバッグです。
日本と同じように英国は島国ですので、海の事故に備えて、救助隊がいつでも待機しているわけです。
そしてこちらは「NSPCC」という団体のものです。あってはならないことなのですが、
やはりこの国でも弱者である子供の虐待が、時々問題となっており、
こちらの「NSPCC」はそういった子供たちを助ける団体です。
こちらは体に不自由があったり病気があるお子さんのご家族をサポートする団体のもの。
こちらのやはり子供さんを助けるための団体のものです。
やはり子供に向けたチャリティ団体は多いですね。
こちらは心臓病と循環器系の病気の人々を助けるための団体
「ブリティッシュ・ハート・ファウンデーション」のものです。
そしてこちらはがん患者のために2008年に設立された、比較的新しい団体
「キャンサー・リリーフUK」のものです。
こういったバッグの良いところは、人のためにたつばかりでなく
捨てるに捨てられないお洋服や靴、バッグ、時には頂き物ものまで
再利用してもらえるというところにあります。いいアイデアだと思いませんか?
前回の記事では、 東北の震災のためのチャリティイベントをご紹介いたしましたが、
英国では、しょっちゅう色々なチャリティイベントが各地で開かれています。
上の写真は乳がんの人のためのチャリティイベントの写真ですが
あくまでも明るく、楽しくというのが英国の人の流儀のようです。
ブログの中で、私自身のことをお話する機会はあまりなかったかと思いますが、
この場をお借りしまして少しお話いたしますと、実は私には夢があります。
将来は子供の教育に関するNPOを立ち上げたいと考えております。
現在もアンティークショップを運営する傍ら、そういった関係の仕事もしております。
というよりも、そんな仕事をする傍らアンティークショップの運営をしている、
と言ったほうが正しいかもしれません。
そんなわけで平素より、アンティークショップやブログからの利益は
(えーっ、ブログって利益出るの?と思われた方、やり方によっては結構出るのですよ^^)
ほとんど様々なチャリティ団体に寄付をしております。
現在は、やはり東北の震災にすべてをまわしております。
(とはいえ、大会社の社長さんのように億単位とはいきませんが‥‥)
将来はそうなれれば、とは思います‥‥あくまで夢ですよ。
さて今日もよろしければ皆さまの善意で下の3つのバナークリックの
3秒でできるボランティア(笑)をお願いいたします
日本赤十字社東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)義援金はこちらから