昨日 より英国・オックスフォードで行われたイベント、セント・ジャイルズ・フェアについてお届けしています。
せっかく来たのだからと、この観覧車に乗ってみることにしました。
移動遊園地にしては大きい観覧車だと思いませんか？
観覧車のバスケットはシンプルなつくりで上に行くと足元から地面が見えていたので
高所恐怖症の人にとってはちょっとこわいかもしれません。私は高いところも大丈夫です。
おまけにこの観覧車のバスケット、まるでコーヒーカップのようにぐるぐる回るんですよ。
自分で回すこともできますし、下に下りてきたときには、ご親切にも横に立っているお兄さんが
回してくれます（私は回してほしくなかったんですが）。
上の方から下を見るとこんな感じに見えます。けっこう高いでしょ？普段は車が通っている道ですが、
このセント・ジャイルズ・フェアが行われる２日間だけは歩行者天国になります。
どんどんと上に上がるとオックスフォードの美しい街並みが一望できます。
見えているレンガ色の建物はほとんどがオックスフォード大学のものです。
３６０度遠くまで見渡せますので、乗って本当によかったと思いました。
見慣れた街もこうやって上から全景を見るチャンスなんてめったにないですからね。
別の方向から‥‥。
おそらく小さな子供が買ってもらった風船を飛ばしてしまったようです。
最近では英国では自然を守るために風船をなるだけ飛ばさない方向に進みつつあります。
以前は結婚式やその他のイベントではよく風船を飛ばしていましたが、飛んで割れてしまった風船は
海や陸に落ちてそのカラフルな色から動物がえさと間違って食べてしまうことがあるからだそうです。
以前私も日本の水族館で、イルカのお腹の中から出てきたゴミというものを展示しているのを見かけましたが、
スーパーマーケットのビニール袋やプラスティックの破片など、いろいろなものを食べてしまっているのを
見て驚いたことがあります。
ですので、なるだけ風船は飛ばさないであげてくださいね。
なんだか最後は、シリアスな話になってしまいました。
英国では年間を通していろいろな場所でこのような移動遊園地が行われています。ちなみにこちらでは、
このような移動遊園地のことを「ファンフェア（Fun Fair）」と呼んでいて、日にちが近づくと街にベニヤ板に
紙を張っただけの看板が何箇所にも掲げられます。もし、英国にいらっしゃるときにこのファン・フェアの
看板を見かけられましたら、一度お出かけになってはいかがでしょうか。
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