昨日は、スノードロップの花畑 をご紹介いたしましたが、今日は英国で最も人気の高い花のひとつといえます、フクシアをご紹介したいと思います。
フクシアはその形から、「貴婦人のイヤリング(レディ・イヤー・ドロップス)とも呼ばれています。そのフクシアを昨年もご紹介いたしました。まだご覧になっていらっしゃらない方は、コチラ からどうぞ。
昨日は、雪がちらついていて寒かったのですが、それでも春は確実にやってきますので、英国のガーデナー(私のように自称も含めて)たちは、春に向けて準備を整えつつあります。
そこで、私が購入してきたフクシアの苗はこちらになります。
苗だけを見ていると、どれがどれかわかりませんが、花にはかなりバラエティがあり、その種類は数百種類もあると言われてます。今回私が手に入れたのは、7種のフクシアです。
英語圏の人は、自分たちの発音しやすいように単語を発音してしまう傾向があるので、英国ではフクシア(Fuchsia)のことをフューシャと呼んでいます。
ちなみにスウェーデン家具の I KEA のことは「アイケア」、カメラのNicon のことは「ナイコン」、画家のミケランジェロ(Michelangelo)のことは「マイケランジェロ」などと発音するので、当初は「違うよ!」と突っ込みを入れたくなってましたが(笑)、気がつくと私も「アイケア派」になってしまっていたりする今日この頃です。
さて、フクシアのお話でしたね。
フクシアの苗は、地面から上の部分だけでほんの6cmくらいの高さしかありません。
それを10cmくらいのポットに植え替えます。
成長するとちょっとした木のようになるのですが、この段階ではとても弱々しいので、丁寧に扱います。
すべて植え替え完了!
多くのフクシアは耐寒性がありませんので、まだまだ寒いこの季節は、家の中やグリーン・ハウスの中で育てます。
そして何度か大きなポットに植え替えを重ねていくと、夏には美しい姿を見せてくれます。
これだけではつまらないので、今回ゲットしたフクシアが夏になればどんな花を咲かせてくれるかをご紹介したいと思います。
まずは、こちらから。
「スイングタイム」です。その名にふさわしく、さわやかな風にゆらゆらと揺れます。
こちらは上のスイングタイムと似ていますが、「スピオン・コップ」と言います。
こちらは「ウェンディーズ・ビューティ」。きっと美しいウェンディという名の女性から名前をもらったのではないでしょうか。
こちらは英国の名首相の名前から名前をもらっている「ウィンストン・チャーチル」です。色が素晴らしく美しく、私も大好きで毎年育てています。
こちらは深い紫色が印象的な「ディープ・パープル」。
こちらは「ブードゥー」。ブードゥーとは、西アフリカ方面のヴォドゥンというのが言語の発祥となっているようで、そのヴォドゥンというのは「精霊」を意味する言葉だそうです。
そしてこちらは、ほぼ真っ黒な花びらを持つその名も「ブラッキー」です。何年か前にこれが新種として登場した年は、手に入れるのが難しかったのですが、やっとふつうに出回ってきました。
それでも、早めにゲットしないとすぐに売切れてしまいます。今回も最後のいくつかのひとつをすべり込みセーフで(笑)ゲットしました。
さて、もうすぐヴァレンタイン・デーですね。次回は、英国のヴァレンタイン・グッズなどをご紹介したいと思います。また遊びに来てくださいね!
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