先日、カントリー・サイドをドライヴしているとこんな風景がありました。菜の花畑です。
日本は今でも菜の花オイルなんかを製造しているんでしょうか?ここ英国では近年この菜の花畑が減りつつあります。
数年前までは、カントリー・サイドをドライヴしているとこの季節には必ずといっていいほど、このフラッシュ・イエローの菜の花畑が目の前に広がっているという景色があったんですが、最近はそんなには見かけません。
私たちは当初ロンドンに住んでいたのですが、ロンドンから電車や車に乗ってカントリー・サイドに向かう途中にこの景色が眼前に広がると、「わーっ、きれい!」なんて大喜びしていました。たとえお天気が悪くたって、まるで太陽が一面にさしているかのような、明るさなんですね。それで、その景色に感激していたのですが、電車の中の他の英国人たちにとってはほとんど興味がなさそうでした。
やはりこの国で生まれ育っている人にとっては、見なれた景色なのかなぁ、だからあまり興味もなさそうなのかと思っていましたが、私もカントリー・サイドに住むようになり、その理由がわかり始めました。
実はこのかわいらしい花が喘息の原因のひとつになっているようで、英国の人たちにとってはちょっと迷惑な花、というイメージがあるらしいのです。
というもの、私自身いまの場所に越してきてから、喘息を発症するようになったので、近所の人たちに尋ねてみると、おそらくあの花が原因ではないかというのが多くの人たちの見解でした。
これには実際驚きました。私は子供の頃からそういった症状もまったくなかったですし、親・親戚・知人に喘息患者がいなかったので、自分がそんなことになるとは思っていなかったことと、喘息というものの知識がまったくなかったので、喘息というものは咳がひどいということくらいしか知らなかったので、喘息の発作がこんなに苦しいということはなってみてはじめてわかりました。
最初は風邪引きかな、くらいに思って風邪薬を飲んでいたんですが治まるどころかひどくなる一方だったんで、こちらのGP(家庭医)に行ってみると、喘息だということで薬などを処方されそれが効いたのでやっぱり喘息になったんだ、ということがわかったんですね。
喘息の咳のひどさたるや、私の場合肋骨3本が 骨折 してしまったくらいなんですよ。これにはドクターも驚いていました。
私の場合、毎年5月に喘息の症状が出るということがだんだんとわかってきたので、その後からは4月に入ると予防薬を吸入し始めると、5月になっても発作がおこらなくなりました。
喘息は「予防」が大切な病気なんです。それは 宮川医院のHP から勉強させていただきました。もし、お知り合いの方で喘息の方がいらっしゃったら、宮川医院のHP をぜひおすすめしてあげてください、とても参考になります。
‥‥となんだか、病気の話を書いてしまいましたが、私が今日本当に言いたかったのは、それでも
菜の花畑は美しい!
ということです。もしかして喘息の原因かもしれなかったけれど、それでも私はこの畑が好きなんです!
その後ですが、最初に書きましたとおり最近はこの菜の花畑が減ってきている効用か、昨年と今年は私の喘息はおこっていませんので、皆さまご心配いただきませんよう‥‥。
皆さまにお願いがございます。
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