近所のお宅でとてもきれいにバラを咲かせているところがありました。
何がかなわないって、建物とそしてなによりもバラの年季ですね。
ここ英国では古いものをとても大切にしますが、建築物もその例外ではありません。以前も書きましたように、英国人は家の中の内装を変えてモダンにするなどインテリアに関しては、結構自由に楽しみますが、建物の外観を変えることをあまり好みません。
我が家も築50年以上たっていますが、このお宅はもっと時間を経ているようです。
我が家の玄関先に植えた「キフツゲート」20年後が楽しみ!?
また、この国ではガーデニングも盛んですが、特に木に花をつける種類の植物がよく好まれています。バラなどもその類ですが、そういった木のよさを出すには一朝一夕と言うわけにはいきません。何十年という月日を経て初めて私たちは美しい姿を見ることができるのです。日本でいえば盆栽なんかもそうですよね。
コッツウォルズ地方にたくさんあるマナー・ハウスの庭も数百年を経た今になって、私たちが美しさを堪能できているのすよね。建築された当初は、木も若く建物も新しかったので今のような熟した美しさはなかったに違いありません。そう考えると当時大金をはたいてそれらのマナー・ハウスを建てたオーナーさんたちは少しお気の毒ですよね。
冒頭にかなわないといったのはそういった意味があります。この時間というものはいくらお金を出しても買えるものではないので、古い家や大きな木がある家などは好んで買われる傾向にあります。
古きよきものを大切にする‥‥英国人のこういったところが私は好きです。
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