北海道余市町にあるワイナリー((株)オチガビ(OcciGabi)でこれからワイナリーを始める個人や企業の方々を対象にマーケティング集中講義セミナー研修会に行ってきました。(株)オチガビ(OcciGabi)の代表取締役社長落 雅美様、専務取締役落希一郎様にとても感謝しております。
さて、2014年12月27日に政府は、地方に若者向け雇用を5年間で30万人分創出し、地方への人材を回帰させる流れをつくる地方創生の基本理念を盛り込んだ「まち・ひと・しごとと創生総合戦略」を可決しましたがhttp://www.mayors.or.jp/p_action/documents/261227sougousenryaku.pdf)、
まず驚いたのはこの余市・仁木町地域へ若者がどんどんと移住してきていることです!
しかもいきいきとした目をしてワイン産業に従事するという意欲に燃えて起業のために!Iターン、Jターンが既に起きているのです!!
余市・仁木町地域では地域おこしで余市・仁木に200のワイナリーを目指すワインバレー構想が進んでいます(読売新聞北海道版2014年12月23日付)。今後、ワイン栽培・醸造の専門家を育成するワインアカデミーを作り、人材を育成し、余市・仁木地域を日本のナパバレーにしていくそうです。旗振り役はオチガビの落希一郎・雅美さん御夫妻です。
もともとこの地域は全国的に不足しているワイン用ぶどうの日本最大の産地で原材料がふんだんにあります。ぶどうの栽培には3~5年もかかるそうですが、すでにぶどうが栽培されているのは強みです。また、高齢化により耕作放棄地が増加していますが耕作放棄地の活用および加工して高付加価値なワンンを製造・販売する六次産業化にもなります。さらにここにワイン学校ができ、ワイン栽培・醸造の人材が輩出されていけば、ワイナリーの大規模集積によるワインツーリズムの確立になり、「モノ」ではなく「コト」を重視した高付加価値の高いビジネス展開になることでしょう。
このビジネスは、
・地方創生
・東京一極集中是正と地方への人口移動
・高付加価値型の新しい産業創出
・地方に安定した雇用の創出
・地域性・将来性
といった点で政府が目指す「まち・ひと・しごとと創生総合戦略」の絶好の例になるのではないかと思いました。
マーケティング集中講義・セミナー研修会には全部で8名が参加され、3日にわたり実施しました。社長の落雅美さんと打ち合わせをし、実践的にケースを用いた内容をやってほしいという要望をいただきましてので、実施した内容は、経営マーケティングの基礎理論の講義、これからワイナリーを開業される企業様のマーケティング戦略策定・討論、お客様へ向けたニューズレター作成と発表、相互評価・講評等などを行いました。
講義終了後、以下のようなコメントをいただきました。
「オチガビにて3日間のマーケティング授業ありがとうございました。
マーケティングの講義を受けたのは初めてだったのですが
富山先生のお陰で大変わかり易く理解することが出来たように思います。
弊社のワイナリー戦略はもちろんのこと、その他も興味深い内容ばかりでした。
今後ワイナリーを作っていくにあたり、ぜひマーケティングによる分析&戦略を
活用していきたいと思います。
ワイナリーを経営していく上でも、まだまだ未熟な私たちですが
落さん雅美さんに鍛えられながら、前向きに取り組んでいきたいと思います。
今年の5月の雪解けには建設工事が着工予定で、秋には醸造所が出来上がる予定です。
オチガビにいらっしゃる際にはぜひお立ち寄りいただけましたら幸いです。
富山先生にまたお会いできるのを楽しみにしています。
心より感謝をこめて。」
余市まで行って集中講義セミナーをやれてとってもよかったです!北海道のやる気満々の起業家精神旺盛の若者たちと知り合いになることができましたから!