大みそかの「第59回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで始まった。右手の負傷で出場が危ぶまれた歌手の浜崎あゆみ(30)はリハを欠席したものの、当日は“強行出場”することを発表。一方、フジテレビの人気女子アナが紅白に出演するという“前代未聞”の仰天演出プランも明らかになった。

 雨にも負けず、風にも負けずに歌い続けてきた歌姫は、けがにも負けなかった! この日、所属のエイベックスが紅白の出場と30、31日の東京・代々木第一体育館でのカウントダウンライブの開催をHPで発表した。

 それによると、けがの状況について「治療を続けてまいりましたが、回復には向かっているものの、依然として状況は思わしくありません」と、完治にはほど遠いことを告白。だが、「本人の強い意向」で医師との相談の結果、右手に負荷をかけない条件付きで、出演の承諾を得ることができたという。

 そこで問題なのがマイクの持ち手。右手で持ってリズムをとるあゆにとって影響は必至だが、関係者によると、ヘッドマイクの使用は考えていないという。左手に持ち替えて歌うようだ。

 午後1時から予定されていたリハーサルは大事を取って欠席。当日あゆが着用する赤いドレス姿の代役が立ち、階段を下りながら歌う演出で20分にわたって実施。同2時半には、NHKが館内放送で浜崎の出場を発表すると、ホールには関係者の拍手が巻き起こった。

 浜崎は24日に都内の仕事場で貧血を起こして高所から落下。右手に全治3週間の重傷を負い、25日に緊急手術。26日の会員制ブログで「本当に悔しく、無念な思いでいっぱい」と苦しい胸の内を告白した。

 ただ、28日深夜の更新では「今の時点ではまだ、マイクすらろくに握れない私ではありますが、明日は、いつもの笑顔で、いつものメンバー達と、堂々と代々木のステージに立てる私になっている事を願うばかり」と綴っており、30日に開幕するカウントダウンのリハーサルは行った様子。

 あゆが、持ち前の不屈の闘志でファンに伸びやかな歌声を届ける。