「一緒に治そう」 ①
池田は、かつて「毎日新聞」に寄せられたエッセーで、一人の夜学生の青春に触れている(2009年三月一日付)。
「私が見つめてきた関西出身の青年は、先天性の脳性小児マヒを乗り越えながら、毎日新聞を配達した。その陰には、不自由な体でも自転車に乗れるよう、一緒に傷だらけになって練習してくれた仲間がいた」
「大学を卒業し、就職も勝ち取って、今、誓い通りの社会貢献の人生を、良き家族と朗らかに歩んでいる。いかなる逆境も突破しゆく不屈の活力こそ、青年の特権ではあるまいか」
この「関西出身の青年」、杉本博道(神奈川・川崎市、副支部長)は、記事を読み、池田に感謝の手紙を書いた。苦学を重ねた杉本のドラマは、これまで何度も全国紙で紹介され、文部省選定のドラマにもなっている。
池田から杉本のもとに、君を陰で支えてくれた仲間にも、感謝の思い伝えてほしいと伝言が届いた。