清々しい山脈地帯に囲まれて、雅やかに佇む箱根の城。
空気が澄み渡る高台の地。そして美しい水のせせらぎ。
聴こえてくるのは鶯の鳴く声。圧巻の景観に魅せられて、
誰もが再び訪れたいと想いを馳せます。伊豆高原や熱海
でもなく、やはり私は箱根が好き。今回は自ら館内の隅々を
歩き回りながら撮影。youtube でも数多く投稿されてます。

 

 

 

 

エクシブの会員制ホテルは不動産所有型で、親戚の叔父が
会社経営をしており、税金対策も含めて購入しています。
こちらは宮ノ下に在る『箱根離宮』。近代的な造りに
高級感が溢れる癒しの空間。同じエクシブ系でも『離宮』
と名の付く建物は最高峰。ロビーからは美しい箱根連山が
見渡せて、四季折々の情緒を堪能できる贅沢な時間。
今回も叔父の招待で訪れました。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーナーは年会費と固定資産税、更には当日の宿泊費や
食事代が加算されます。年間の宿泊回数が定められますが、
余った日数分は翌年に繰り越されるそうです。不動産の権利
なため一定の期限後には売却も可能であり、それ専門の仲介
業者がいます。所有する会員権のグレードが同等の部屋、
或いは、それ以下の部屋であれば日本全国のエクシブ離宮に
宿泊可能です。今回もまた角部屋を予約して頂きました。






 

 

 

オーナー (会員権所有者) の招待があれば誰でもエクシブ系
のホテルが利用できます。他には東京や横浜の『ベイコート』
なども部屋のグレードにより宿泊が可能です。エクシブと
共に『リゾートトラスト』が運営する会員制リゾートホテル。
特に箱根、湯河原、軽井沢、京都、有馬などの離宮が有名で、
福利厚生として活用している会社もある為、社員旅行の団体
も稀に見かけます。春や夏休みの期間などは混むようです。


 

 

 

 

 

比較的に平日は予約が取り易く、家族連れが少ないので
静謐な時間を贅沢に堪能。現在の自宅から箱根連山は
至近距離なため、まさに気楽な散歩気分で旅路を歩みます。
客室が広いのと窓から眺める景色も良好で、スタッフの気遣い
も素晴らしく、まさに至れり尽くせりの対応に大満足です。

 

 

 



 

 

 

 

 

最もランクが高い部屋は露天風呂が設置されており、圧巻の
風景を独り占め出来るとか。優雅な気分で読書に耽る喜びや、
まるで時間が止まっているかの様な静けさに包まれながら、
箱根離宮ならではの上質な異次元世界に身を委ねるのです。






 

 

 

 

 

 

 

 

余談ですが、離宮の正面玄関を出た通りの向かい側には、
コンビニ (ローソン) が在るので、日用品の買い足しなど
役に立ちますね。他にはアンティーク調の洒落た喫茶店も
見かけます。館内の『散策路』と記された扉を開けて外に出ると、
巧みに造られた小径があり、箱根離宮の周辺を散歩できます。









 

 

 

〈 エクシブ箱根離宮で過ごす 何もしない贅沢な時間 〉
 

 



BELLA VISTA (ダイニング&ラウンジ) にはグランドピアノや
豪華なバーカウンター、室外には洒落たテラス席が配置され
ており、私は必ず苺のケーキを注文します。モンブランや
箱根ロール、季節限定メニューも人気。アイスコーヒーも
濃厚で極上です。ビュッフェ形式は朝だけでなく夜も有り。
どんな料理も基本的には美味しく、中でも炭火焼 (杜季) は
箱根離宮の特権。目の前で炭火を焚き調理して頂けます。

 



 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグジュアリーな雰囲気が漂う通路を進み、庭を見晴らす橋を
渡ると美食空間がお出迎え。前回のディナーは中華 (翆陽) を
頂きましたが、今回は和食 (華暦) のコース料理。四季折々の
海の幸や山の幸、日本文化の粋を味わいます。室内照明の演出
や接客マナーも行き届いており、感無量の一言に尽きますね。
箱根と湯河原、どちらの離宮が秀逸かという声も聞きますが、
景観面に於いては圧倒的に箱根離宮の方が優れているとか。

 

 


 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰宅の途中に『風祭駅』の付近で、叔父への御礼品を買い物。
古風な趣や情緒を再現した景観。蒲鉾の名店で桜の季節に
因んだ食材を3点チョイス。裏手に出ると水の綺麗な川が
流れてました。そこで発見した白猫ちゃん。桜色の背景が
調和して絵になりますね。次回は湯河原かもしれません。 

 

 

 

 

 

 

 

 


《参考HP》リゾートトラスト公式 わたしのホテル時間


《photographer》 Eiki Ozawa