S「英語、ハワイで話しましたよ。」 | 英語の学習法は英研英語教室

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例年になく寒い当地ですが、生徒は雪にも寒さにもめげずに、頑張って教室に来ています。
 その中でひとり、中2のAさんは、冬休みを常夏のハワイで家族と過ごしました。久しぶりに、今日、おみやげのマカダミアナッツチョコレートを手に、少し日焼けした顔で来てくれました。  教材の遅れも、今月末の英語検定も気になりましたが、まずはそれらを脇に置いて、ハワイの写真を見せてもらいながら、お話を聞きました。開口一番、「楽しかったです。英語、話しましたよ。」と、嬉しそうに話してくれました。そして、「もっと色々な国に行ってみたいです。旅行じゃなくて、長い期間、外国で暮らした、もっと話せるようになりますよね。」と、大きな瞳をもっと大きく見開いて話してくれました。
 実は、彼女の英語力は、必ずしも高いレベルとは言えません。小学校から通っていますが、中学生になっても、しばらくはC教材、D教材に取り組んでいました。私立の学校に通っているため、授業の進みも速く、ついていけない状況です。それでも、やっと今Fb教材が終わりそうな所にきました。テストの点数は、20点代から40点前後に上がってきたところです。
 私は、「外国に行けるといいねえ。英語が話せると、楽しいでしょう。暮らしていくうちに、必要な言葉や表現から覚えていくので、すぐに、たくさん話せるようになるよ。でも、最初は、ジェスチャーと単語だけでも仕方がないけれど、深く話をしたいと思ったら、やっぱり文法は必要だよ。だから、教材で勉強しようね。」と、話しました。
 Aさんは、「そうですね。私もなるべく文章で話しました。Can you speak Japanese? 程度ですけど。文章が伝わると、楽しいですね。聴き取れると本当に嬉しかったです。」と、教えてくれました。
 地道に教室で学習を続けた経験と、現地でネイティブスピーカーと話した経験が合わさって、彼女に大きな自信を与えてくれました。教室で学んだ言葉を、外国で実際に生徒が話したことを聞いて、私も嬉しくなりました。大学の保育科に進んだお姉さんの方は、単語ばかり並べた英語で、Aさんの方が文章で話したと、自慢げに伝えてくれました。中高大と一貫校なので、受験はありませんが、自分が学んでいるその先の世界に触れて、具体的に目標をつかみ、それに向かって努力できる自信がついた姿が、年の初めに嬉しい報告でした。