3日にNHKで↓こんな番組が放送されていたことに

たまたま気付きました(10日までNHK+で配信あり)

 

これ、通訳案内士試験に

めちゃめちゃ活用できるやん爆  笑

 

テレビ番組なので

もともと視聴者に興味を持ってもらえる

ように作ってあるから

普通の講義とかより断然楽しいし、

ちょこちょこクイズがあるのも良き◎

 

何より、試験を意識して観ると

細かい情報もいちいち興味深く思えるルンルン爆  笑

学んだうんちくは

実際に案内士デビューした時にも使えそうだし。

 

 

NHKは他にも旅番組とか

歴史エンタメとか放送されてるので

大いに活用していきたいと思います。

(ブラタモリもよいかも)

 

地理とか歴史とかって

実際に現地に行ってみるのが

一番記憶に残ります。

 

だけど1年で行ける場所には限りがあるし

こうした番組を活用すれば

現地ガイドさんの解説なんかもきけて

「行った気分」で記憶が定着しやすくなりますね。

少なくともただテキスト読んでるだけよりは。

 

折角だから

今回学んだお城一覧。

 

<国宝天守閣>

国宝天守閣は5つ。

松江城、松本城、犬山城、彦根城、姫路城

 

1)松江城(島根県)

別名:千鳥城

2015年に重要文化財から国宝にレベルアップ!

 

「懸魚(げぎょ)」(屋根飾り)は

もともと魚の形をしていたと言われ、

魚→水を連想することからも

「火災防止」の意味があったらしい。

※同じ国宝の姫路城彦根城にもあり。

 

2) 松本城(長野県)

「氷に映える漆黒の塔

別称:烏城 公式別名は深志城。

広大な堀に囲まれる。

堀の水は北アルプスの山々からの湧き水。

=そのため透明度が高く、

水面に映る「逆さ天守」が美しい。

 

黒い部分は全てが塗ってある

長野の伝統工芸=漆器

松本は盆地にあり寒暖差が激しいため

漆で建物を保護してきた。

 

3)犬山城(愛知県)

「川霧にかすむ優美な楼閣」

濃尾平野を流れる木曽川のほとりにある。

城主:織田信康

花頭窓(かとうまど)=釣鐘の形の窓。

寺院などによく用いられる格式の高い建築様式。

銀閣寺にもあり。

唐破風(からはふ)=弓なりの状の屋根。

 

それぞれが目とヒゲに見えて顔みたいww

 

小高い山の上にあり、敵の侵入が困難だとされた。

=冬の朝限定で霧の中に天守閣が浮かぶ

幻想的な光景が楽しめる。

 

<富士山を望む城>

 

4)岩殿城(山梨県大月市)※天守なし

2つの意味で攻めづらかった。

①断崖絶壁にある

修験道信仰の地

(=山岳信仰+仏教・道教)

精神的抑制効果があった。

 

5)伊豆長浜城(静岡県長浜市)

駿河湾を見下ろす水軍基地

北条氏の水軍の拠点

安宅船(あたけぶね)=戦国時代の戦艦

駿河湾に多くの船が防衛のため並べられていた。

 

6)山中城(静岡県三島市)

「関東を守る土づくりの要塞)

北条氏康が築城。

東海道上にある。

※東海道の南北は山が連なっているため、

西側(豊臣)が東側に攻めるなら

東海道=山中城を突破するしかなかった。

 

ワッフルに似ているとされる障子堀には

防衛的に深い意味があった。つまり・・・

関東ローム層(富士山などの火山灰が堆積)

粘土質で滑りやすいため

一度落ちると這い上がるのが困難。

 

 

<温泉ゆかりの城>

 

7)高島城(長野県諏訪市)

諏訪湖を臨む。

場内に温泉がひかれている。

諏訪湖では

冬に独特の自然現象「御神渡り」が現れる。

氷点下10度以下の日が続く時のみ現れ、

湖が全面結氷し、その一部がせり上がり筋になる。

神様が渡った跡だとも言われる。

 

 

天守閣(1945年に復興)の屋根は

瓦(かわら)ではなく、めずらしい杮葺(こけらぶき)

=木材の薄板を用いて施工する板葺(いたぶき)。

※諏訪湖が近く、地盤が緩かったため

建物を軽くする意味があった。

 

8)湯築城(愛媛県松山市)

道後温泉に近く、

風呂上りに寄れるいぶし銀の城。

資料館には出土された

猫の足跡がついたお皿が展示ラブ

 

最後におまけ。

番組の冒頭にちょこっと紹介されていた

備中松山城(岡山県高梁市)

めちゃキュートな城主様

猫のさんじゅーろーがいます♪

 

 

かわゆす~~~~~~~ラブラブ

4日からお仕事始め。

お疲れ様です♪