こんにちは。
新潟市南区のサッシ屋に嫁いだ嫁です。
最近よく聞くようになった「内窓」。
テレビでも見かけるし、ネットでも話題になるし、補助金の話と一緒に紹介されることも増えました。
でも正直なところ、
「本当に効果あるの?」
「付けた人は満足してるの?」
「結局ただの流行じゃないの?」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
実は私も嫁いだばかりの頃はそう思っていました。
窓がもう一枚増えたくらいでそんなに変わるのかなと。
今日はそんな内窓について、業者ではなく生活者としての本音を書いてみます。
まず結論から言います。
内窓は効果を感じやすいリフォームです。
ただし、期待しすぎると後悔します。
これが一番伝えたいことです。
SNSや広告を見ると、
「家が別世界になった」
「暖房がいらなくなった」
そんな話もあります。
もちろん効果を感じる人はいます。
でも全員がそこまで劇的な変化を感じるわけではありません。
内窓は魔法ではありません。
暮らしの小さな不満を減らしてくれる設備です。
ここを理解している人ほど満足しています。
まず内窓を知らない人のために簡単に説明すると、今ある窓の室内側にもう一つ窓を付ける方法です。
つまり窓が二重になります。
そのため、
・寒さ対策
・暑さ対策
・結露対策
・騒音対策
などを目的に取り付ける人が多いです。
ただし、ここでよくある誤解があります。
それは、
「内窓を付ければ家中暖かくなる」
という考えです。
実際にはそんなに単純ではありません。
家には、
・壁
・床
・天井
・玄関
などさまざまな部分があります。
寒さの原因が窓以外にある場合もあります。
だから内窓だけに期待しすぎると、
「あれ?思ったほどじゃない」
となることがあります。
サッシ屋の嫁として見ていて感じる後悔パターンの一つがこれです。
期待値が高すぎる。
これ、本当に多いです。
逆に、
「少しでも快適になればいいな」
くらいの人は満足しやすい印象があります。
そして意外と知られていないのが、窓が二重になるということは開ける回数も増えるということ。
当たり前ですが、
外を開ける前に内窓を開ける。
閉める時も同じ。
つまり一回で済んでいた動作が二回になります。
これを面倒と感じる人もいます。
特に洗濯物を干す場所の近く。
頻繁に換気する窓。
毎日何度も開閉する場所。
こういう窓では気になることがあります。
逆に寝室やあまり開けない窓なら気にならない人も多いです。
生活スタイルによるんですね。
新潟市南区あるあるですが、この地域は本当に内窓との相性を感じやすい地域だと思います。
まず冬。
やっぱり寒いです。
昔ほど雪が積もらない年もありますが、それでも新潟です。
朝の冷え込みはあります。
特に築年数の古い住宅。
親世代が建てた家。
実家を引き継いだ家。
こうした住宅では窓からの冷気を感じることがあります。
そして結露。
これも新潟の冬あるあるです。
朝起きると窓がびっしょり。
カーテンまで湿っている。
窓枠にカビが出る。
そんな経験をした人もいると思います。
結露の原因は一つではありませんが、窓が関係していることもあります。
さらに南区特有の強風。
田園地域が広がる場所では風を遮る建物が少ないこともあります。
風の日は窓がガタガタ。
冷たい空気を感じる。
そんな家もあります。
だから窓に関する悩みが出やすい地域なんです。
では、どんな家が内窓に向いているのでしょうか。
まず、
冬の寒さがつらい家。
暖房をつけても寒い。
窓際に行くとヒヤッとする。
朝起きるのが苦痛。
こうした悩みがある家です。
次に、
結露が気になる家。
毎朝拭いている。
カーテンが濡れる。
窓周辺にカビが出る。
こうしたストレスがある人です。
さらに、
外の音が気になる家。
交通量の多い道路沿い。
学校の近く。
人通りが多い場所。
音に敏感な人は窓を意識することがあります。
そして、
今の窓はまだ使える家。
これも意外と大事です。
窓自体は壊れていない。
開閉もできる。
でも寒い。
そんな場合は内窓を検討する人が多いです。
一方で、やらなくてもいい家もあります。
築浅住宅。
すでに快適な家。
結露もない。
寒さも気にならない。
エアコンもよく効く。
そんな場合は急いで考えなくてもいいと思います。
また、
頻繁に窓を開ける人。
一日に何度も換気する。
洗濯物で何度も出入りする。
そういう場所では二重の開閉を面倒に感じる場合があります。
もちろん慣れる人もいます。
でも最初から知っておいた方が後悔は少ないです。
個人的に思うのは、内窓は派手なリフォームではありません。
キッチンみたいに見た目が大きく変わるわけでもありません。
お風呂みたいに写真映えするわけでもありません。
でも毎日感じる小さな不満を減らしてくれる可能性があります。
寒い。
結露する。
音が気になる。
こうしたストレスは毎日続くものです。
だから少し改善されるだけでも暮らしやすさは変わります。
サッシ屋の嫁として長年見ていて思うのは、
内窓で満足する人は「目的がはっきりしている人」です。
寒さを何とかしたい。
結露を減らしたい。
音を少しでも軽減したい。
こうした悩みが明確な人ほど満足しています。
逆に、
流行っているから。
補助金があるから。
何となく良さそうだから。
そんな理由だけだと期待とのズレが出やすいです。
最後にまとめます。
内窓は、
・寒さ対策
・暑さ対策
・結露対策
・騒音対策
などの目的で選ばれることが多いです。
新潟市南区のように、
・雪が降る
・風が強い
・築年数の古い家が多い
・広い窓が多い
・田園地域が広がる
そんな地域では窓の悩みを感じやすいこともあります。
ただし内窓は万能ではありません。
家全体の問題を全部解決するわけではないんです。
だからこそ大切なのは、
「今の暮らしで何が不満なのか」
を考えること。
内窓は流行だから付けるものではなく、暮らしを少し快適にするためのものです。
サッシ屋の嫁としては、
劇的な変化よりも毎日の小さな快適さ。
それが内窓の一番の魅力だと思っています。