ロンシャンの奇跡
~第48話 ベスト4へ、大阪杯~
~第48話 ベスト4へ、大阪杯~
1986年7月~
藤枝「今日はベイト4をかけた準々決勝だ。ここからは疲れが溜まってくるから、総力戦になってくるぞ。ということで、スタメンはこうだ。」
藤枝「今日はフレッシュ菩椅子を下げて、佐倉スターオーをスタメンで起用する。少しでも1年生に経験を積ませて、今後を考えながらプレーしていくぞ。
甲子園(GⅠ)まであと3勝だ。集中していこう。」
一同「*。.+;゚oオーヾ(o・∀・o)人(o・∀・o)ノ゙―ッ!!!o゚;+.。*」
藤枝「総合ランクはCクラス。投手力に特化したチームだ。うちが苦手とするタイプのチームだ。序盤でなんとしても流れをつかもう。
先発は望月。チェンジアップを上手く使い、タイミングをずらしてくるぞ。打ちやすい方に絞って打っていこう。
キャッチャーは今日も肩力守備力ともに低い。盗塁は積極的にしていこう。」
藤枝球舎は序盤から毎回ランナーを出すものの、得点につながらない。
そうなると守備のリズムも悪くなるが、一年生バッテリー玉藻クロスと稲荷ワンは再三のピンチをくぐり抜ける。
なんとか先制したい藤枝球舎だったが5回裏、欲しかった先制点を奪われてしまう。
藤枝「しっかりバントも出来てるし、盗塁も出来てる。あと1本なんだ。6回裏、この回はトップからの攻撃だ。好打順でしっかり試合を振り出しに戻そう。」
攻撃前にエンジンを組んだ藤枝球舎。これでナインが奮起する。
トップの佐倉ユタカオーがセンター前にヒットで出ると、2番ノアノ方舟がバントヒットと盗塁で、ノーアウト2,3塁の絶好のチャンスを迎える。
このチャンスにニッポー帝王がしっかりスクイズを決め同点。その後、目白デュレンもスクイズを決め、試合をひっくり返し、2-1とする。
7回表にも9番大名ガリバーがスクイズを決め、3-1と藤枝球舎がリードを広げる。
その裏1点を返されるものの、バントと盗塁を絡めたスモールベイスボールでコツコツ得点を重ねる藤枝球舎。
守りの方では、7回途中で先発玉藻クロスを下げ、継投を選択した藤枝。これが見事にはまり、相手打線を押さえ込んだ。
9回に3点を追加した藤枝球舎は、その勢いそのままに9回裏をなんとか凌いだ。
藤枝「今日はバントがしっかり決まったのが、大きな勝因だな。あと盗塁を出来る相手だったのが幸いしたな。
投手陣もしっかり役割を果たしてくれたな。目白ラモーヌはちょっと調整が必要だが、Lプスはこれからも中継ぎ陣を引っ張って行ってくれ。
今回の相手はCランク。甲子園(GⅠ)ではAランクと当たるのは必然。ここは通過点だ。ここで満足せず、もっと高いレベルを目指していこう。」
嶋津(なのです。)「監督さ~ん(。◕‿◕。)次の相手が決まりましたなのです(。◕‿◕。)」
坂上(アイドル騎手)「初のベスト4に続いての朗報っす~(*^◯^*)これはGⅠ出場も夢じゃないっす~(*^◯^*)」
藤枝「まじでか!?(((( ;゚Д゚)))
でも過去にもルドルフ世代がEランクに足元をすくわれてる。油断せずにいこう!」
一同「*。.+;゚oオーヾ(o・∀・o)人(o・∀・o)ノ゙―ッ!!!o゚;+.。*」
夏の大会初のベスト4進出。
この快挙に加え、次の対戦相手は前評判Dランク。
甲子園(GⅠ)出場に向けての正念場。
次回、準決勝、マイラーズカップ(GⅡ)。
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