英国の伝統的なクリスマスケーキ、
「クリスマスプディング」
レーズン、チェリー等のドライフルーツや、
アーモンドなどのナッツ類、スパイス、
ケンネ脂(牛の腎臓周辺の脂)をお酒に漬け込み、
熟成させたものを小麦粉と混ぜ、
これを数時間蒸し焼きします。
ブランデーをたっぷり使い、
長期間熟成させてから食べる、
濃厚な味わい。
クリスマスプディングは、ハリーポッター
にも度々登場しますね。
「ハリーポッターと秘密の部屋」でクリスマスの朝、
ロンのおかあさんからハリーのもとに届けられた「プラムケーキ」。
そして、朝の連ドラマッサンでも登場しましたね。
イギリスでは、12月25日のクリスマスより4週間前の日曜日から、
クリスマスを心待ちにするアドベントと呼ばれる期間が始まります。
そこからさらに1週間前の日曜日を「Stir Up Sunday」と言い、
家族でクリスマスプディングをつくる日と決まっているのだとか。
この日は、家族全員がボールに入れられた
クリスマス・プディングの材料を、
ひとりずつ願いごとをしながら木べらで混ぜるのがおきまりとか。
そして、願い事は決して後で他人に話してはいけない秘密。
かきまぜた材料は、専用の型プディングベイスンに入れ、
4~6時間かけてじっくり蒸し上げてから、
クリスマスまで冷暗所で熟成させます。
この熟成が大きなポイント!
なんと1年後のクリスマスまで寝かせることもあるのだとか。
Maryも10月から作ったそう。
食感はしっとり、もっちり。
スパイスが香る甘さ控えめの生地、
甘党でない大人の女性にも好まれそう。
そんなクリスマス・プディング。
今日も皆さん味わって頂いたでしょうか?
新しく始まる年
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