基本情報

運行・運営  江口自治会

所属           川西地区

氏神           一宮神社

校区           金子小学校

括り巻き布  水

貫きの色     水

手旗の色     水色

重旗           右側  紺地に白で江口のロゴ

                 左側  紺地に白で『江口』

天幕           赤白縞模様

重の段数     9段

房の色        薄水色

布団締め     巻き尾 

飾り幕紋章  桜

上幕           正面『陽明門』

                 右側『三仏殿』

                 左側『二天門』

                 背面『輪蔵殿と鼓楼と獅子』

高欄幕        正面『安楽殿と華精門』

                 右側『石橋』

                 左側『獅子』

                 背面『聚華殿と多宝塔』

法被           水色をベースに桜模様を描き

                 背中に赤文字で『江口』


  ​現在の太鼓台

2014年8月3日 登道商店街(第34回新居浜夏祭り)


2022年10月18日 一宮神社参道

  

  現在の太鼓台は平成21(2009)年に新居浜市の伊藤辰彦縫師によって製作された5代目の太鼓台です。同年10月4日にイオンモール新居浜駐車場にて新調御披露目が行われました。

  歴代の江口太鼓台同様、飾り幕の大半を御殿幕が占めている事から『御殿太鼓』の異名を持ちます。また、シンボルカラーである水色は、江口という地名に由来し、江の口の水をイメージしたとも、農業用水を指した色とも言われています。
 
   

  ​歴代の太鼓台

  先代の太鼓台は、昭和53(1978)年に淡路島の梶内近一縫師によって製作された4代目の太鼓台です。その後平成20(2008)年まで運行された後、現在は四国中央市土居町の野田太鼓台として活躍しています。
  この太鼓台の時代には昭和59(1984)年と平成9(1997)年の二度に渡り、久保田太鼓台と鉢合わせを繰り広げています。中でも平成9年は四本柱を全て折られて重が落下するという大惨事に発展してしまいました。


   先々代の太鼓台は、大正12(1923)〜13(1924)年の2年に渡って新調された3代目の太鼓台です。
   この太鼓台の時代には、昭和45(1970)年に大阪府吹田市で開催された『日本万国博覧会』(大阪万博)に出場しています。これが太鼓台派遣の先駆けとされています。
   昭和52(1977)年をもって見納めとなった後は、四国中央市土居町の泉太鼓台として、平成10(1998)年まで運行されていました。


   江口太鼓台の歴史は古く、少なくとも江戸時代の頃には運行されていたと言われています。広島県豊田郡豊町の大長櫓に残る道具保管箱には『明治三年恵具知若中、大阪心斎橋…』という記述がある事から、150年以上の歴史があると推測されています。

  イベント出場歴

・昭和45(1970)年8月20〜21日
大阪府吹田市の千里丘陵にて開催された『日本万国博覧会』に出場。

・平成7(1995)年9月2日
リーガロイヤルホテルにて開催された某イベントに出場(イベントの詳細が全くわかっていませんが、この日に江口太鼓台が出場していたのは確かなようです)。

・平成7(1995)年12月31日
一宮神社における年越し運行に出場。

・平成9(1997)年
昭和通りにて開催された『第17回新居浜夏祭り』に出場。

・平成15(2003)年8月10日〜17日
イオン新居浜ショッピングセンター店内にて期間限定展示。

・平成17(2005)年7月24日
昭和通りにて開催された『第25回新居浜夏祭り』に出場。

・平成20(2008)年8月10日〜16日
イオンモール新居浜店内にて期間限定展示。

・平成23(2011)年8月6日
昭和通りにて開催された『第31回新居浜夏祭り』に出場。

・平成25(2013)年
イオンモール新居浜店内にて期間限定展示。

・平成26(2014)年8月3日
昭和通りにて開催された『第34回新居浜夏祭り』に出場。

・平成27(2015)年9月20日
愛媛県松山市の城山公園にて開催された『大神輿総練』に出場。

・平成30(2018)年8月19日〜26日
イオンモール新居浜店内にて期間限定展示。

・平成31(2019)年1月29日〜6月2日
あかがねミュージアムにて常設展示。

・令和元(2019)年10月22日
新居浜市民文化センターにて開催された『即位礼正殿の儀 新居浜祝賀行事』に出場。