基本情報

運行・運営  岸影自治会
所属           大生院地区
氏神           飯積神社
校区           大生院小学校
括り巻き布  黄色
貫きの色     黄色
手旗の色     黄色
重旗           左側  紺地に白で岸影のロゴ
                 右側  紺地に白で『岸影』
天幕           赤白縞模様
重の段数     9段
房の色        白色
布団締め     巻き尾
飾り幕紋章  木瓜菱
上幕           正面『日光東照宮陽明門
                 右側『阿形の龍』
                 左側『吽形の龍』
                 背面『日光東照宮社殿』
高欄幕        正面『吽形の飛龍』
                 右側『水面に映る平等院鳳凰堂』
                 左側『重層御殿と三重塔』
                 背面『虎』
法被           青をベースに渦井川を描き、
                 背中に赤文字で『岸影』

  ​現在の太鼓台


令和6年10月6日 岸影自治会館前


令和6年10月6日 大生院中学校(新調御披露目)


  現在の太鼓台は令和6(2024)年に新調された5代目の太鼓台です。同年10月6日に新調御披露目が行われました。

  飾り幕製作者は合田武史縫師で、先代太鼓台の図柄の殆どを踏襲しつつ、合田縫師特有の立体感を持たせた仕上がりになっています。

 また、今回新しい図柄として平等院鳳凰堂が採用されていますが、これは地元大生院にあり、地名の由来になった正法寺が、平等院鳳凰堂と同時期に建立されたことと、農業地区であった大生院では水域争いが頻発していたという歴史に基づいています。

  『岸影讃歌』という担ぎ歌があり、かきくらべ等で頻繁に歌われています。

  


  ​先代・岸影太鼓台


2016年7月21日 あかがねミュージアム

2022年10月15日 上部東西線


2022年10月17日 室川河川敷

2023年10月15日 博物館通り


  平成4(1992)年に製作された4代目の太鼓台です。製作者は香川県観音寺市の菅原遥多縫師で、8枚の飾り幕の内、高欄幕の『虎』は、初代から脈々と受け継がれた伝統ある幕です。
 平成5(1993)年には伊勢神宮への奉納を行いました。
 新調のため、令和5(2023)年の秋祭りをもって見納めとなりました。


  ​先々代・岸影太鼓台

  先代の太鼓台は昭和34(1959)年に新調された3代目の太鼓台。製作者は香川県観音寺市の(故)高木安太郎縫師。4代目以降の太鼓台とは異なり、幕の貫きや括りの巻き布がエメラルドグリーンで統一されていました。
  平成3(1991)年の秋祭りをもって見納めとなり、太鼓台一式は香川県坂出市の川津太鼓組へ譲渡され、現在も使用されています。

  ​先々代以前の太鼓台

  先々代にあたる2代目の太鼓台は、大正9(1920)年に制作されました。記録によると、担き棒と脇棒の間隔が短く、横棒は丸太であったと云われます。

  初代の太鼓台は江戸末期(天保年間頃)に制作されたもので、改造を重ねながら大正8(1919)年まで使用されました。その全容は、天幕がなく、重は7段で、その内上4段に小さな房が四隅に飾られていたそうです。また、高欄幕が分厚い「もたれ布団」様式であったともいわれます。

  イベント出場歴 

○平成5(1993)年
伊勢神宮内宮御鎮座二千年祭に出場。

○平成16(2004)年
まなびピア愛媛2004in愛媛県総合科学博物館に出場。

○平成23(2011)年5月4日
岸影太鼓台新調20周年記念イベントに出場。

○平成26(2014)年
愛媛県総合科学博物館開館20周年記念イベントに出場。

○平成28(2016)年7月17日〜10月2日
あかがねミュージアムに常設展示。