中萩地区には現在7台の子供太鼓台があります。萩生西太鼓台以外の大人太鼓台は全て子供太鼓台を所有しており、氏神も同じです。

毎年5月3日に行われる春は子供天国の他、秋祭りにも参加しています。
 

  ​現在運行している太鼓台

○上原(うわばら)子供太鼓台

  現在の太鼓台は平成22(2010)年に新調された3代目の太鼓台。飾り幕は新居浜市の伊藤辰彦縫師により製作されたものです。

創建は昭和52年頃と言われており、先代は平成22年の『春は子供天国』まで運行されていました。平成9年の白山神社御鎮座1300年祭の際に奉納を行なっています。
 
○岸之下(きしのした)子供太鼓台

  平成3(1991)年に創建された子供太鼓台。

以前は子供神輿として運行していたと言われています。担き夫、指揮者のの法被は大人太鼓台と同じ図柄を採用しています。
 
 
○治良丸(じろまる)子供太鼓台
  現在の太鼓台は平成6(1994)年に創建された初代の太鼓台。飾り幕の製作者は新居浜市の(故)藤野正千代縫師です。
『地元の子供たちに太鼓台を』という地元住民の長年の希望と強い要望により建設された太鼓台。新居浜市の子供太鼓台の中でもトップクラスの大きさを誇ります。
 
○土橋(つちはし)子供太鼓台

   創建年度は不明ではありますが、少なくとも3〜40年前には存在していました。秋祭りや『春は子供天国』だけではなく、毎年夏に開催される土橋公園納涼祭にも出場しています。

 
○萩生東(はぎゅうひがし)子供太鼓台
  詳しい創建年度は不明ですが、平成10(1998)年の時点で50年以上の歴史を持っていたといい、数ある子供太鼓台の中でも最古の部類に入るのではと推測されます。
 
 
○本郷(ほんごう)子供太鼓台

   製作年度は不明です(製作者は新居浜市の故吉田峰男縫師)が、中萩地区の中では最も歴史の長い子供太鼓台であるといわれます。

 
 
○西之端(にしのはな)子供太鼓台
  現在の太鼓台は平成8(1996)年に新調された2代目の太鼓台。上幕には金太郎が鯉と格闘する姿が描かれていますが、これは子供たちに健康で逞しく育ってほしいという願いを込めて、自治会員で製作したものです。中萩地区で唯一、大人太鼓台を持たない自治会の子供太鼓台です。
先代は平成7年の1年のみの運行でした。
 

  かつて存在した子供太鼓台

●旦之上(だんのうえ)子供太鼓台
 昭和58(1983)年から平成16(2004)年頃まで存在していました。
 初代は発泡スチロール製の太鼓台でした。最後に使用していた太鼓台は平成2(1990)年に新調されたもので、旦之上としての運行を終えた後、同じ中萩地区の萩生西子供太鼓台として平成22(2010)年まで運行されていました。
 その後、太鼓台自体は旦之上地区に戻ってきていたようですが、令和5(2023)年に香川県坂出市林田町の港自治会へ譲渡され、港子供太鼓台として運行することになりました。
 
●コープタウン子供太鼓台
平成6(1994)年まで運行されていましたが、太鼓台一式を北内子供太鼓台に売却したことで廃絶しました。
 
●萩生西(はぎゅうにし)子供太鼓台
平成19(2007)年より運行開始。太鼓台はかつて旦の上子供太鼓台として使用されていたもの。
その後数年間運行されていましたが、平成23(2011)年の『春は子供天国』以降の運行が確認されていません。