【YZF-R15】やっと完成 簡易チャージャー【テスト走行】 | NS-1 整備&チューニング記録

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2018年夏頃より吸気系パーツの設計・製作を開始。
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やっとのこと、テスト走行にこぎ着けましたネガティブ

前回、最低限タービン取り付け出来るアタッチメントを作製し、適当に固定して後日走らせたのですが


色々な部分の剛性が低く、何かの拍子に歪んで破壊してしまいました昇天


壊した日の段階で、簡易チャージャーなしと比較して回転の上昇が良さそうなことが確認出来たので、次は問題点の解決とセットできっちり設計しました

具体的改善点は以下2つ
①取り付け剛性の向上
②オイル漏れ対策

①ですが、タービン取付け部とタービン本体の蓋?にあたる部分の2箇所強化してみました
ハウジングは無事だったのでそのまま使用
アタッチメントは円筒にすることで、振動は最小限に
蓋は歪み防止のフレーム追加と、厚みそのものも盛って対策

②は、設計上エンジンからシャフトが貫通して外に出ていることより、漏れを防ぐ対策を行うのではなく、円筒状のアタッチメントの中でオイルを回収して、キャッチタンクに流す方式で対処しました

↑アタッチメント
 左下のニップルから漏れたオイルを取り出します

これで運用に関する課題は解消ですにっこり


次に、実走行ですが

■低回転、中回転
 タービンからはそよ風程度しか出ていないので、チャージャーなしと大差ないように感じます

■高回転
 3速までは体感的にはチャージャー無しと大きく変わった感じはしないのですが(実際は回転の上昇は早くなってます)、4速、5速は明らかに引っ張る力が強くなっています。
 特にワイドレシオ化した状態の5速では、4速からシフトアップして回転がドロップしたあと、なかなか加速がついて来なかったのですが、ドロップ後も即加速開始しますよだれ
 速度が乗るので最後まで引っ張ってませんが、おそらく10500までは順調に伸びると思いますニコニコ

 電動チャージャーと比較した場合、長時間全開にしてるとどんどん電圧が下がってしまい最高速には向いて無かったので、今回仕様のほうが全体的にアドバンテージが高いと思います。


少し心配だったのが、アクセルオフ時の失火ですが、バタフライ式のスロットルボディだと全く問題は起こりませんでした
NS-1の簡易チャージャーよりも部品点数が少なく済む(タービンとホース位ですむ)ので、この点も楽で良いですねにっこり

多分簡易チャージャーは当分この仕様で行くと思います