こんばんは。
今日はがま口作りについて語ります。

語るといってもまだ数回しか作った事の無い初心者の語りなので、ベテランの方からしたら「何だ。そんな事?!」と思うかもしれませんが、これからがま口作りを始めようと思っている方の参考になれば幸いです。

昨日完成したペンケースがこちら。


出来てすぐに撮影したので、口金の部分にボンドの痕が沢山付いていますが御容赦下さい。

がま口の口金は、欲しいサイズにもよりますが100均でも購入出来るので、とりあえずどんな風に作るか試してみたい方はそれで充分だと思います。
こんな感じで売られています。




100均の口金にもちゃんと型紙とプロセスが載っています。




此処からはプロセスのお話。
まずは、布を型紙に沿って裁断して端を処理します。
この時、口金部分以外のサイズは自在に変えることが可能なので、自分の用途に合わせた好きな大きさのものが作れます。
私は今回大きめのペンケースを作りたかったので、縦長にしました。


次に、表布と裏布を縫い合わせて袋状にします。

最後に、口金を取り付けます。

この時、2枚目の写真を見て気づいた方もいらっしゃるかも知れませんが、口金と同封されている紙ひもを初めに口金の溝のサイズに合わせて切ります。

で、口金を開いて溝の部分に手芸用ボンドを付けて伸ばしたら紙ひもを入れてヤットコや(ヤットコって何ぞや?というのは後で詳しく書きます)へら、目打などで紙ひもを溝の部分にくっつけます。
そしたら袋状の布を同じくヤットコやへら、目打などでくっつけます。

この時、くっつけると言うより押し込むというかハメるイメージで行うといいと思います。

片方だけくっつけ終えた図がこちら。

片方がよく乾いてから、もう片方の生地を付けないと折角くっつけたものが乾く前に取れてしまう可能性があるので要注意です。

と、まぁプロセスはこんな感じでしょうか。

さて、さっき出てきたヤットコについて。
がま口作りには、それ専用のベンリーヤットコというものが存在します。
こんな形をしています。


直径5cm以上の口金を使ったがま口作りをする方は持っていると便利だと思います。

私は初めてがま口を作る時に、このヤットコ付きのスターターキット口金を購入したのですがヤットコ単品でも手芸屋さんで400円くらいで売られていました。
直径3cmなどのミニミニがま口を作る方は目打の方が便利だと思います。

以上、初心者なりにがま口作りについて語ってみました。
次回は接着芯について語ってみようと思います。