毛布を持って来てくれたのは若目のお姉さんであった

『お痛みはありませんか?』と、痛みに“お”をつける程、丁寧に言葉をかけてくれた

しかし、そのお姉さんは意外と乱暴であった

肩に乗せてあった温かいのを交換する際、顔を殴られたというか、やや強く顔に手があたった

謝るかと思ったら、謝らなかった(笑)

自分は話のネタになるとしか思ってないので、何の問題もないし、むしろ感謝である

それはそうと、成分献血なので個人用のテレビで好きな番組を見られるのだが、献血も終わりに近づき針を抜く人がそばで待機し、しかも一緒にテレビを見始めた

その時、カーリングを見ていたのだが、ここまでの経緯を簡単に説明しなければならないのだろうか、という思いにかられた

頑張って説明を考えたが、上手くまとまらず諦めた

会話をすべき雰囲気は漂っていたが、堪えた

必死に堪えた

コミュニケーション能力の低さである

でも、その人と今月中にあと5回ぐらい会えば話しかけられる気がする

人見知りだな

つづく