新卒面談をしていて
「なぜ営業職に?」と聞くと
「自分はコミュニケーション能力があるんで営業職に向いていると思ったからです」と
言われます。
「コミュニケーション能力があるとなぜ向いてるとおもうのか」
「コミュニケーション能力があると思ったエピソードは」
「コミュニケーション能力って具体的になんの能力」と聞くと
言葉に詰まります。
私は営業職について
コミュニケーション能力がある、ないというのは
関係がないと思います。
コミュニケーション能力があるというのは
人見知りせず話しかけに行ける能力ではなく
自分の言葉をどう伝えたかではなく
自分の言葉がどう伝わったのか、だと思います。
自分の動いてほしい結果になるように伝える能力があることこそ
コミュニケーション能力のことだと思います。
営業のセンスがある、ない、とよく言いますが
センスというのは努力の先にあるもので
努力して努力して結果を出した
1位と2位の僅差にセンスの違いというものがあるんだと思います。
前職の経験も育ちも関係なく
とにかく努力の差。
売れるには売れるための仕組み、プロセスがあり
それを徹底して使えるのか。
応用が利くのか、ただそれだけだと思います。
センスがないというのは、いいわけだ。