疑問文と仮定法についてのお話です。
文がふつうの文なのか疑問文なのかを判断できなければ、まともに会話も出来ません。
「君の名前は?」と聞かれて「か、彼はどこにいったのォーーーッ」と返すと、「質問を質問で返すな」と暴漢に爆破されてしまう恐れがあります。
You can play the piano.と
Can you play the piano?
He is Eigoniki.と
Is he Eigoniki?
He has an Itunes card in his hand.と
What does he have in his hand?
疑問文を表す「標識」は、文の頭に来ているように思いませんか?
「今から質問をするぞッ」と相手に意思表示を最初にすることで、心構えをさせるわけですね。
日本語では、
ここはサンタローズの村です。
ここはサンタローズの村ですか?
と、疑問を表す「標識」である「か」は文の最後に来ます。英語では「お邪魔しますか」というギャグは実行不可能という訳です。
ところで、例えば道を歩いている人から
「おい、しっているか?」といきなり聞かれても驚きますよね。
ワンクッションを置く表現として英語には「間接疑問文」というものが存在します。
Is he Eigoniki?「奴は英語ニキなのか?」
を
Do you know if he is Eigoniki?「奴が英語ニキかどうか知っていますか?」
のようにする、アレです。
おっ、ifやんけ!
ここから疑問文が始まるよ、というサインが来るべき場所に、ifが来ている!ことに注目です。
おまえだけのばしょなのかもしれない
Ifといえば皆さん、「仮定法」を思い浮かべると思います。タイトルに戻ってきましたね。
例えばファイアーエムブレムIfは、2つの大きな王国の間で、「もしこちらの側についたら」というifストーリー3本立てを楽しむことができるギャルゲーですが、この「もし」の感じですよね。
イフアイワーアバード
腐るほど学校で聴いたであろう
If I were a bird, I could fly to you.「もし私が鳥ならば、君の下に飛んでいけるのに」
おなじくifを使った直説法の
If it rains tomorrow, I will stay home.「明日雨がふれば、家にいよう」
といった表現は、
「俺って鳥なの?じゃあ飛んでくわ」「雨なの?家にいるわ」
と、if~の部分を疑問文に置き換えても意味がほぼ一緒なのです(!)
このように、ifの無い形の仮定法も、語順は疑問文と同じですよね。
形が似てるってことは、意味も似てるってことなんですよ。おもしろいですね。
ちなみに僕も韓流スターのヨ・ジング君(19さい)に似ていると言われることが多くありますが、ということは僕にもスター性が十分にある、と言えるでしょう。自分が選んだ一つのことが、 おまえの宇宙の真実さ。カミナ!
114514年ぶりにブログをかきました。それでは。




