今回は、一度本気でやろうと決めたことを、止める勇気について語ってみようと思います。
私、個人的にはものすごく飽き性なんですよね。
個人的に、というのは、仕事だとやらないといけないからやる、という選択肢しかないので、「飽きる」という概念がないのですが、個人的なことに対しては、三日坊主。
すぐ飽きる。
ホントにすぐ飽きる。（2回目ｗ）
でも、一度やると決めたことは、かなりの確率でやり遂げる。
そんな私が、頑張るのを止めたこと。
それは、セキスぺの資格試験の合格！笑
2022年に、セキスぺ（情報処理安全確保支援士）になりたい！と思って勉強をしていたのだけど。
思った以上に勉強の時間が取れなくて、勉強しないまま試験を受けて、あえなく不合格。（当たり前だよ…）
2023年の試験も申し込んだんだけど、この時もどうしても勉強する時間が取れなくて。
何で勉強する時間が取れなかったのか考えてみたら、
モチベーションが上がらない
と思ったから。
なぜ、モチベーションが上がらなかったのかというと、理由は2つあって、
1つは、試験に合格することによる意義を見出せなかったこと。
情報系の資格は、医師免許や教員免許のように、資格を持っていなくても仕事ができる。
持っているからと言って、何か有利になるかと言われると、そうでもない。
自分の知識を増やすために受ける感じ。
2つ目は、他に優先度が高いことができたこと。
2023年は、ちょうどネコと終活の事業を始めようと準備し始めた時だった。
試験勉強にかなりの時間を費やすことが、どうしても無理だった。
時間は有限。
その時間を、「そこまで意義を感じられないけど、やらなければいけないような気がする」ことに使うのではなく、もっと「ワクワクすること」に使おうと思ったのでした。
2回目のセキスぺの試験は、最終的に申し込んでお金も払ったのだけど、受験しなかった。
多分、受験料を払って受験しなかったのは、人生で初めて。
今までだったら、勉強してなくて、受けても落ちるとわかっていることであっても、お金払ったんだから、という理由で受けていたと思う。
でも、この時は、勉強をしていない試験（しかも結構難しい）に対して、受験するその時間すら惜しい、と思ったので、ものすごく悩んだけど、受験しなかった。
実際にやってみてわかったこと。
自分が決めたことは、別に覆してもいい。
ということ。
もちろん、何でもかんでも適当にしていいということではなくて、ちゃんと考えて、自分には必要ない、という結論を出したのであれば、やると決めたことを、止めるのはアリ。
どんな人にも平等にあるのが時間。
1日24時間しかない。
コレばかりは、絶対。
だから、自分が気が乗らないことに対して、時間を使っていいことなんてない。
限られた時間なのだから、ワクワクすることに使いたい。
本当はコレがやりたいのに・・・と思いながら、やりたくないことをやるなんてナンセンス。
他人から、「でも、それって逃げじゃない？」って思われたとしても、そんなの関係ないのです。
だって、決めるのは私。
自分が人生の主人公ですから。
やりたくないこと（かつ、やる必要性が必ずしもあるわけではないもの）はやらない。
※もちろん、やりたくなくても、絶対的にやる必要性があることは、やらなきゃいけないから、やる。
自分がやるかどうかを決めていいことに関しては、心に正直になろうと決めた。
周りが何と言っても関係ないの。
「あなたのためを思って～」とかいう人は、だいたいあなたのことなんて思ってない。
あなたのためを思っているという自分に酔っているだけ。
なんか、日本で生きていると、「～ねばならない」って多くないですか？
常識とか、普通とか、結構重荷。
そんな誰かわからない人が決めた価値観なんてくそくらえなのです。
一般的に言って、良い、とか、悪い、とかそういうことはもう考えるのを止めました。
2回目のセキスぺの試験を人生で初めてボイコットして、ようやく腹落ちしました。
なんか、常識に縛られてたなって。
時間を使うときは、常に優先度をしっかりと考えて、やること・やらないことを決めようと、改めて思ったのでした。
止めることは勇気がいりますが、自分の人生のことを考えると、時にはやめることも必要なのだと思います。
なんとなく、でやっていることがないか、一度考えてみるのもいいと思いますよ。
