最近、「お金」に関わることが増えてきたということもあって、マネーセミナーに行ってきた。
 
 
 
セミナー出席の特典として、ファイナンシャルプランナーの先生との面談が無料でできるということで、早速行ってきた。
 
面談開始早々、先生が、
 
「今回あらかじめ相談したい内容は、もしかしたら時間内に終わらないかもしれないけど、もし終わらなかったとしても、終わるまで何回でも無料で最後までやりますので、ご安心くださいね。」
 
とのこと。
 
 
 
え?何回でも無料とかおかしくない?
 
コンサルでお金取ってるんだったら、ありえない。
 
この会社は一体どういう仕組みで売り上げをあげているのだろう?
 
 
 
と、しょっぱなから猜疑心を煽られまくるw
(私がひねくれているわけではないと思う)
 
 
 
結論としては、この会社は相談者の相談に乗りつつ、その人に合った保険商品を販売するのが目的らしい。(多分)
 
つまり、売れればいいので、売れるまでは無料で相談に乗りますよ、という感じで保険会社から手数料でももらっているのではないかと推測している。
 
 
 
とは言え、売りつけられるというわけではなくて、ちゃんと相談に乗ってくれて、かつ自分に合った保険商品を紹介してくれるので、まあWin-Winなんじゃなかろうか。
 
私は私で、投資がしたいのでそういう商品が知りたいけど、どんな商品が自分に合っているかわからないから相談、FPの先生は金融商品を売りたいから私に合ったものを紹介してくれる。
 
 
 
ポイントは、ちゃんと「私に合ったものを」紹介してくれるかどうか、というトコロ。
 
 
 
普段からイロイロ気になるお金のことを教えてもらいつつ、結構面白そうな金融商品を紹介してもらった。
 
これまで、私は「保険」は、健康保険とか生命保険とかそういったものだけだと思っていたのだが、そんなことはなくて、保険会社がやっている投資商品もあるらしい。
 
かつ、保険の機能はないのに、保険会社がやっているというだけで、「保険商品」として取り扱われているらしい。
 
 
 
 
去年(令和3年)の8月から、介護保険施設における負担限度額が変わったのね。
 
これまでは、年収が単身1,000万円(夫婦2,000万円)以上の人は負担額が高くなっていたんだけど、その上限が単身650万円までに引き下げられたのね。
 
2,000万円問題で、自分で資金を作れって言われているにもかかわらず、650万円以上の人は負担額が増えるってどういうことよ・・・。
 
詳細は下記の厚生労働省のHPに載ってる。
食費の負担限度額が変わります(周知用リーフレット)
 
 
 
それが保険とどういう関係があるのかって言うと、この650万円の資産に含まれるものの中からは、「保険」が除外されてるんだって。
 
だから、歳を取ったら、保険商品を買うと良いらしい。
 
で、私の場合は、おひとりさまで生命保険なんかはいらないので、投資に特化した保険(保険の機能はない)に入れば、お金も増やせて、介護保険施設における食費や高額介護サービス費の負担限度額にも引っ掛からない、という微妙な裏技があるらしい。
(まあ、今後制度が変わることは十分にあり得るので、何とも言えないけどw)
 
 
 
・・・というような、色々と有益な話も聞けたわけですね。

 

 

 

なので、結果としては、非常に有意義な時間だったと思う。

 

 

 

今回のFPの先生に相談した結果、下記の気づき(見直し事項)があった。

 

 

 

FPの先生に相談してよかった点

つみたてNISAの銘柄について何を買うかが明確になった

今すでにつみたてNISAを始めているんだけど、始めたばっかりだから、月の上限の33,333円をかけることはせず、半額の、5,000円×3銘柄にしている。

 

来年から全額掛けたいと思っているので、今のままでいいか、他におススメの銘柄がないかを聞いてみたら、ちょっと目から鱗だったので、近々銘柄変更する予定。

(別記事にします)

 

 

分散投資の本当の意味を知った

今まで、分散投資っていうと、インデクスを選ぶとか、株だけじゃなくて債券とかも選ぶ、みたいな考えで、つみたてNISAは銘柄を選んでいたのだけど、株の中だけで選ぶのではなくて、自分の資産の中で、分散投資をする、という概念を知った。

 

これも、別記事で書こうかなって思ってる。

 

 

 

保険会社の保険は保険だけではないことを知った

コレが一番有意義な情報だったかも。

 

保険会社の保険は、保険だけじゃなくて、投資に特化したものもあるということを始めて知る。

 

しかも、長期投資で元本割れしないような仕組みの商品とかもあって、なかなかに興味深い。

 

保険のイメージがガラッと変わった。

(これも別記事で・・・)

 

 

 

ドルコスト平均法というモノを知った

つみたてNISAなどは長期運用だが、自分が選んだ銘柄と方法(ActiveかPassiveか)がどのような効果を生むのかを、あまり理解していなかったのだが、その仕組みがわかった。

 

株価が下がるということは、がっかりすることではなく、下がったことによって、購入できる株数が増える、ということが、最終的に効いてくるということを知る。

(今更w)

 

自分のつみたてNISAの買い方だと、「株価が下がってから上がる」ここが資産形成のポイントということ。

 

 

 

 

FPの先生の相談会、行ってよかったと思う。

 

正直、無料ってコワイ。

 

でも、その裏にある目論見(今回で言うと、先生は金融商品を売りたい)を理解した上で参加するのであれば、全く問題ないような気がする。

 

お金に関するリテラシーを高める、というのは、このご時世非常に重要だと思う。

 

てか、情報大事。

 

 

 

知るということ、知りたいと思うこと、これが一番大事だということを改めて感じる。

 

 

 

 

 

 

神々しい、シマシマ。