作者は、蛇蔵と鈴木ツタさんの共同制作で、たら子さんによる作画。
このお三方、どなたも私は知らなかった・・・。
知らない作家さんだったんだけど、ちょっと試し読みしたら面白すぎて、大人買い。
各カテゴリの度合い(私の評価)
サスペンス :☆☆☆☆☆
コメディ :★★★★★
暴力度 :★★☆☆☆
恋愛要素 :☆☆☆☆☆
依存性 :★★★★★
絵のキレイさ:★☆☆☆☆
キャラ立ち :★★★★★
お勉強度 :★★★★☆
神様が、天地創造した後に、動物を作るのがめんどくさくなっちゃって、天地創造社のデザイン部に、下請けに出しちゃったよ、というふざけた設定ww
(これ、神様信者の人に怒られそうだけど、大丈夫かな??)
いろいろな動物ができる過程を、すごくわかりやすく、かつ面白く、そして時に残酷に教えてくれる。
キリンの長い首の上にある頭に血液を送るためには、立派な心臓とそれを押し上げるだけの血圧が必要だとか、ゾウの耳は放熱板の役割を果たすから大きくてパタパタできるとか、子供の頃にこの漫画に出会っていれば、動物学者になりたい!と言っていたかもしれないww
個人的に一押しのところ
とにかく、いろんなイキモノが、どうしてそんな形になったのか?と、一度は不思議に思ったことがある人なら、もう「おお~!!!」としか言えないと思うw
幼虫から成虫になったときに口がなくなって、交尾したら死んじゃう虫とか。
子供の時に理科が好きだった人や、学生時代に生物が好きだった人には、すごくおススメ。
逆に、動物にあまり興味がないよっていう人にはつまらないかも。
天地創造社のデザイン部のデザイナーのメンバーが、かなり個性が強くて、お互いが作った動物が捕食関係になっちゃったりして、確執ができるところも見どころw
コレが合ったら、動物の百科事典いらなくない?的な。
いつか、ネコが出てくるんじゃないかと思って、わくわくしながら待ってるんだけど、今のことろネコは登場してこない。(残念)
地球上に、これほど多様なイキモノがいて、それぞれの形や習性に意味があるんだな~って思うと、なんかホントにすごいなって思っちゃう。←語彙w