そもそも私は、お酒だけに限らず何でもおいしく食べて、おいしく飲める人間なので、あまり細かいウンチクなんかは気にしないのですが、やっぱり知識があるとお酒を楽しむ幅が広がりますし、新しい楽しみ方ができるとも思うわけです。
おいしい!
と感じることが一番ですが、
これはどこで作られているのかな?
どういう過程でできるのかな?
どんな材料でできているのかな?
この色ってどうやって出しているのかな?
・・・などなど、味以外にも楽しめる要素がたくさんあるというのは良いことです。
というわけで、本日は、BEER英語と行ってみましょう!
お酒好きの人は、ビールを頼むときに少し楽しくなりますよ
ビールって何からできているの?
ビールの4台原料は、
- モルト(麦芽)
- ホップ
- 酵母
- 水
です!
Beers contain a combination of malt(grain), hop, yeast, and water.
麦芽は maltですが、麦だけじゃなくて米とか イモとかトウモロコシもビールの原料になるので、まとめて grain かな。
日本には、発泡酒というカテゴリがありますが、これは、基本的なビールの原料に対して、フレーバーをつけて独自のテイストを出したものを指します。
エールとラガーって何?
ビールは、発酵の種類によって
- 上面発酵:エール(Ale)
- 下面発行:ラガー(Lager)
に分けられます。
発酵の種類は、実際にはもう一つ自然発酵っていうのがあるから、3種類あるんだけど、説明がめんどくさいので、大きく分けて二つ!(←オイ)
上面発酵(top-fermenting yeast)ビールは、20℃前後で発酵させて、発酵が進むにつれて酵母が上に浮いてくるもの。
下面発酵(bottom-fermenting yeast)ビールは、5℃前後で発酵させて、発酵が進むにつれて酵母が底に沈んでいくもの。
Aleはそもそも発酵時の温度が室温程度なので、実際に飲むときも常温でOK。
もちろん冷やしてもおいしいけど。
日本のビールは、ラガーが多いから、
ビール = キンキンに冷えてる!
ってイメージがあるけど、欧米に行くと常温のビールが出てきて、初めての時はぎょっとするけど、あれはエールw
個人的には、エールだろうがラガーだろうが、ビールは冷えているのが好き。
ラガーの種類
Lagerにも種類がいくつかあって、
- ピルスナー(pilsner)
- シュバルツ(schwarzbier)
などがある。
もちろん他にもたくさんある。
Stella Artois(ベルギー)、Heineken(オランダ)、Chang(タイ)、サッポロとかキリンはピルスナー。
シュバルツは、ドイツ語で「黒」を意味するその名の通り、黒ビールです。
ケストリッツァー(ドイツ)、YEBISプレミアムブラック(日本:サッポロ)は、シュバルツです。
ちなみに、ギネスも黒ビールですが、あれはエールなんだそうな。(驚)
エールの種類
エールもたくさん種類があるけど、有名どころだけ。
- ベルジャンホワイト(Belgian White)
- IPA(Indian Pale Ale)
- スタウト(Stout)
- ペールエール(Pale Ale)
- ゴールデンエール(Golden Ale)
他にもいろいろ。
水曜日のネコは、ベルジャンホワイトなんだって!(知らなかった!!)
IPAは結構苦味が強いけど、アルコール度数が少し高めで、ホップの量が多い。これは、インドがイギリスの植民地だったころに、インドにいるイギリス人にペールエールを送るために、防腐剤としてホップをたくさん入れたことによってIPAが誕生したらしい。
へーへーへーへーへー。
あと、スタウトは、ギネス!
ギネス大好き!!
カナダに住んでいるときに、ギネスチーズというものがあることを知った。激ウマだった。
お酒に合う合う。
ペールエールは、Sierra Nevada(アメリカ)とか、日本銘柄もたくさんある。
ゴールデンエールは、Duvel(ベルギー)が有名かな?日本のクラフトビールでは、よくゴールデンエールってあるけど、あと有名どころは聞いたことないな・・・。
調べてみたら、サッポロのSORACHI 1984 クラフトビールっていうのがあるらしい。
醸造するって英語で何と言う?
醸造は、brew。
不思議なことに、コーヒーを入れる時もbrewを使う。
ちなみに、ビールや日本酒、ワインは醸造酒だが、焼酎は蒸留酒である。
蒸留は、distillation。
このくらい知っておけば、海外に行ったときや、日本のクラフトビールのお店に行ったときに、少し選びやすくなるのでは?
と思います。