子供に中学受験をさせる気は全くなかったので、小学生の段階から高校受験を見据えた家勉戦略を考えていた。

さらに言えば、高校受験も大学受験までの通過点にしか過ぎないので、中学段階から大学受験につながるような体系的な学習をさせたいと考えていた。

そして、それを実践して来た。

無理のないペースで、本人の理解と定着度合いを見ながら、英数のみ無学年式に先取り学習を進めている。

英数の先取り、現在(中1・3月時点)はこんな感じ↓

英語は(すでに書いている通り)中学英文法が終了、今は精読のトレーニングをしている。中学校の教科書とは全く無関係に、高校生用の市販教材で勉強している。


(※会話主体の現在の学校教科書では体系的な英語学習をしにくいので、家勉では一切使わない)


数学は中3の教科書が最近終わった。数学は学校と同じ教科書で勉強した。学校教科書の”究極の予習” 終了。ここで高校受験演習に入る道もあるが、とりあえずそのまま「高校・数Ⅰ」に進む。

(※教科書は三省堂や第一教科書などで買える。子供の学校がどの教科書を使うかは区や市のHPに出ている)

塾に行かなくても、やる気になれば 市販教材だけでそういう先取り学習が自宅でも十分可能。毎日やる分量を決めて、学校の授業とは無関係にそれらを淡々とやれば良い。


先取りと言ってもそんなに大したことはしていない。毎日1時間程度勉強するだけでも、毎日続ければかなり先まで進める。

例えば。数学の教科書を毎日2ページやると、半年もかからずに1学年分が終わる。毎日2ページやるのに20分もかからない。


例えば。家勉ちゃんが今やっている「速単必修編」。1章やるのに20分もかからない。毎日1章やると70日で1回転終わる。


毎日1時間あれば、これに漢字や語句の学習を加えたり、速単の復習音読の量を増やすことも可能。


毎日たった2pや1章だったとしても、毎日連続してやるから記憶の定着がとても良い。英数のように積み重ねが必要とされる科目には、この”毎日やる”がとても効く。効率良く学べる。


家勉だから外出する必要がない。すぐに勉強を始められるし、終わったらすぐに遊んだり寝たりできる。


1時間あれば色々な学習が出来る。
ダラダラやらない。
毎日一定量勉強する。


学校の予復習や宿題とは別に、毎日1時間の先取り家勉。

「やらされる勉強」ではなく、「自分で決めてやる勉強」。


そんな学習スタイルを実践中。


今日も淡々とノルマクリア。家勉は続く…

 

【2021年3月 追記】

そんな「英数の先取り家勉」を続けた5年後

2021年、東京大学合格(現役)