こんにちは!
マーク式英語長文問題の方程式(体系的解法公式)の
唐澤サミット式マニュアルの販売総責任者の長岡です。
前々回の記事は、センター英語長文問題過去問を始める前に、
「正確な全文和訳をできるように英語知識を入れとかなければ正解できない」
という思い込みがあるため英語知識を入れる準備作業に時間がかかり、
なかなか「センター英語長文問題」過去問に取り掛かれないということを話しました。
前回の記事は、英語長文問題は速読できても、それほど正解に好影響はしません。
それどころか、むしろ、英文速読をすると読み返しの繰り返しをするようになってしまいます。
なので、「全文和訳」をすることで、逆にセンター英語長文問題の「点数」悪くなることもあります。
ましてや、英文を「全文和訳」することによって、英文⇔日本語の変換で脳は混乱して、
疲れきってしまうのです。
それがきっかけとなって(脳とがヘロヘロとなとって)、
2日目の理系科目以降が「低得点」となることさえ生じます。
(「低得点ドミノ」)
「全文和訳」のドグマその1、その2は受験勉強の段階で
「全文和訳を正確にできなければ」という思い込みで、
受験勉強を順調に消化できない原因となり、
最悪「低得点ドミノ」を招いてしまうことをご理解いただけましたでしょうか?
また、英文を1分100語の速読をしなければならないという風説が
受験生の英語長文問題対策を混乱させる原因になっていることも
お話ししました。
いよいよ、今回は、センター試験本番1日目の午後、「英語科目」でどうなるのかをお話しします。
《「全文和訳」のドグマその3-センター英語長文問題を解いたときどうなってしまうのか?》
センター英語長文問題を「全文和訳」して解く方法を使っている受験生が
どんな風になってしまうのかを書いてもらいました。
具体的にイメージしてください。
『今までは文章を前から順に全部日本語に訳していきながら
解いていたので、とにかく時間が足りなくて、
試験が終わるころには、疲労感でいっぱいでした。
英語長文の問題を解くのがすごい苦痛でした。』
センター英語長文問題を「全文和訳」する受験生が
「ヘロヘロ」になることが目に浮かびますね。
その「得点できなかった」というショックと「全文和訳」での疲労感は
2日目の理系科目の得点に影響します。
どんな感じかと言いますと「理系科目」を解いている最中に、
「英語科目」での失敗が思い浮かび、「あ~あ!!」とため息が出たりして、
その「理系科目」の問題に集中できないらしいです。
それとあいまって、直前期間に「英語長文問題」が邪魔して、
「理系科目」の「直前勉強」をできなかったため、
以前ならスラスラ解けた問題さえ解けないこともあるそうです。
しかも、前日の試験の結果を一日目の夜の見てみたら、
午前中に受験した「社会科目」や「国語」も「高得点」してないことも思い出してしまい、
「第一志望校・学部の2次受験は無理なことが確定した!!」
との思いまでよぎってしまう始末でした。
「もう、来年をめざすこともできないしな~」
と家族の経済状況も浮かんできてしまって悲嘆に暮れてしまいます。
そのようになってしまうのは、「センター英語長文問題」を「全文和訳」で解こうとしたからです。
「センター英語長文問題」は、重いバーベルを腰に巻き付けて
「長距離」競争に参加しているようなものだとご理解いただけましたでしょうか?
その「重いバーベル」の原因は、センター英語長文問題の解き方にあります。
つまり、「全文和訳」が原因ということです。
センター英語長文問題の「全文和訳」が原因ときいても
「そんなこと言っても、それ以外に「センター英語長文問題」を解く方法があるのかよ!?」
とあなたは、クレームを言いたくなっているでしょう。
「あります!!」
今日のまとめ
センター英語長文問題で早いうちに安定的な高得点を取れるようにならないと、
センター試験一日目の午後、英語長文問題で悲劇がまっています。
センター英語長文問題は記述式英文和訳問題ではなくマーク式英文和訳問題です。
マーク式英語長文問題はその問題構造に最適な効率的な解きかたがあります。
次回の記事は、マーク式英語長文問題の統一的な解き方について(概略)ご紹介します。
どうぞお楽しみに♪