センター英語長文問題の「全文和訳」のドグマその1ー受験勉強に歯止めをかけるの「全文和訳」 | 1ヵ月強で偏差値を26up!大学受験英語長文問題の正解方程式唐澤サミット式

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6年半何をやっても上手く行かなかった英語の偏差値が急上昇したとたん、他の科目も爆発した。英語偏差値43から26UPはたった1ヶ月強。(駿台模試)センター試験英語を20時間で9割以上取った方法と受験生を応援する記事を書ききりますっ!

こんにちは!

 

マーク式英語長文問題の方程式(体系的解法公式)の

唐澤サミット式マニュアルの販売総責任者の長岡です。

 

前回の記事に「大学受験英語界」がおしえる「唯一の解き方」

=センター英語長文問題の「英語問題文の全文和訳」について書きました。

 

これしか教えられていないので受験生は「センター英語長文問題」を見ると、

すぐに全文和訳しようとしか考えません。とにかく英文を「和訳」しようとするのです。

 

 

今回は、センター英語長文問題の「全文和訳」のドグマその1

として、受験勉強に歯止めをかけるの「全文和訳」について

お話ししていきます。

 

 

 

 

センター英語長文問題を「全文正確に和訳しないと正解できない」と信じられています。

 

 

 

《遅すぎるセンター英語長文問題を対策のスタート…すべてが後手になる》

その受験勉強には、センター英語長文問題を「全文を正確に和訳」しなければならないという思い込みが

あるために「英単語」を完全に覚えて、「英熟語」をある程度覚えて、英語構文を500以上理解して覚えなければ、

英語長文問題にうつれないという思い込みがあるため、英語長文問題の問題演習に入る前に1か月~4か月の

予備知識を入れる期間が必要と思い込んでいます。

(本当はマーク式英語長文問題の解き方でセンター英語長文問題を始めるのが良いと思います《後述例を参照》)

(第1の後手)

 

 

 

 

《「全文和訳」のための「演習書」などで》

それから、志望校の過去問をすぐ解くのではなく、英語長文問題の演習書で有名な演習したりします。

たとえば、「300問」⇒「500問」⇒「700問」のような問題集をやって和訳の練習をしようとします。

センター英語長文問題の過去問に移ろうとします。

準備運動的な「全文和訳」ではセンター英語長文問題を解けるようになりません。

しかしそこでも「300問」の中にうまく「和訳」ができないのものがあったときなど、

「英単語」や「英熟語」や「英語構文」の復習や補強をしてしまうことさえあって、

やっとセンター試験「英語長文問題過去問」をやり始めるのです。

これもここ5年くらい前のセンター過去問から始めた方が良いと思います。

(もちろん、マーク式英語長文問題の解き方=「新センター脳」でやるのがベストと思います)

(第2の後手)

 

 

 

 

このように「センター英語長文問題」(過去問)に入る前、自分(の心)でブレーキをかけてしまうので、

センター英語長文問題を始めるのが受験直前期(11月頃)という本当に遅い受験生かなり出てきます。

しかも、センター英語長文問題の過去問を解いても、「全文和訳」の解き方をするので、

センター模試の「英語科目」で高得点は不可能です。

なぜなら、「全文和訳」では時間が足りなくなって「全問正解できる」ことはあり得ません。

(英語科目で高得点を取りたいのなら、英語長文問題で安定的な高得点を取れなければなりません)

(第3の後手)

英語科目200点満点のうち、英語長文問題は140点を占めています。

 

 

《高校1年終了までの「リーディング」で、センター過去問を解くための「英語知識」は十分》

しかし、高校3年間、英語の「リーディング」をまじめにやってきたならば、

高校1年までに学習する程度の「英語知識」は十分あるはずです。

やはり、「英語長文問題は全文を正確に和訳できないといけない」という

「埋め込まれた意識」が上記のような行為をさせているとしか考えられません。

(英語知識の充実、演習書で長文問題の演習、「全文和訳」で解くことの非効率性)

 

 

ここで13年ぶりにセンター試験英語科目(特に英語長文問題)の過去問を見た受験生の話を始めます。

なぜなら、その受験生の体験談が「全文和訳」意識を変えるエピソードが含まれているからです。

(短大出身で、英語関係の仕事でもなく、勉強時間も最大一日2時間程度だった《日曜を除く》)

 

 

 

《実録:そして、13年ぶりの受験生活に入った受験生が英語長文問題を前にすると》

 

 

(ここからはじめます)

私は受験自体が10年以上前のことで、長文問題はおろか英語自体、
当初どうやって勉強すれば良いのか分からなかったです。もともと英語が大嫌いでしたし、
   
長文を前にすると、単語をひたすら調べて、どう訳せば良いのか構文も
あまりわかっていない中で、長文を頭の中で、必死に訳さないと
いけない強迫感で苦痛にしか感じられず、初めは長文問題を眺めると
3分後には睡魔に襲われ、10分後には、確実に睡眠できる状態でした(笑)。

(注:ここまでの経過は普通の受験生ならば誰でも体験するはずです。

その上、彼女は13年ぶりの英語なので英語知識はほぼなかったと思います)

 

 

 

 

《このようになる原因は「以前埋め込まれた意識」=「全文和訳しなければ正解できない」というドグマ》

(センター英語長文問題は)頭のなかで、
  必死に日本語訳にした後に問題を解く作業はあると
  思っていた(←普通の受験生はこう考えています)

 

ここで何らかの新しい解き方を見つけないと「センター模試英語長文問題」の得点は変わりません。

(13年ぶりにセンター試験を受験したこの受験生は7月1日に

別の方法「センター脳」(題材2011年センター英語長文問題)を見つけて運命をかえました)

※「センター脳」ではセンター英語長文問題をマーク式英語長文問題と見て

  「全文和訳」しなくても正解できる方法を公開しています。

 

以下この13年ぶりの受験生活を始めた受験生さんがみつけた、

「センター英語長文問題解法マニュアル」=「センター脳」についての感想を書きます。

(なんせ13年ぶりの英語長文問題ですから、

全文和訳の前提になる「英単語」「英熟語「英語構文」もあまり記憶していなかったようでした)

 

 

 

《逆転のきっかけ》

「長文に訳がなく、長文の中から英語のまま答えを
導き出す、この教材は私には衝撃でした。

現代文の問題と同じように解くことができることを
分かってからの私は、世間で言うコツを掴むことができ、
英語に対する苦手意識が一気に減り、そこからの
長文読解に対する成長は著しかったと思います。

 

今振り返っても、この教材に出会わなければ、
英語嫌いで がんじがらめになり、合格はおろか、
英語にちゃんと取り組むことが出来なかったと思います。
 

この教材は、 私の考え方を変えてくれた素晴らしい教材ですし、

その時の苦悩してる自分に出会える思い出深い教材となり(ました)

 

《「センター脳」をどのように取り組んだのでしょうか?だれでも可能なのでしょうか?》

勉強はおろか、英語を学ぶなんて尚更、
程遠い世界の作業だったので、
真っ白なキャンパスに素直に
先生のご指導が入ってきた結果、
偶然に問題を解くコツを
得ることができただけですよ(笑)
本当にありがとうございました。

(この受験生さんの「唐澤サミット式」の感想文はここまで)

 

 

 

 

《もし、この受験生さんのように「唐澤サミット式」と出会わなければこうなっていたでしょう》

7月にこの受験生さんが「唐澤サミット式」にであえなければ7月~1月まで、

センター模試の英語長文問題でなかなか安定的な得点がとれず、

センター試験の苦手な他科目でもその点をあげる時間も

英語長文問題の得点を上げるためにつかってしまい、直前期にはいっても(11月以降)、

得意科目の得点を安定的に高得点を維持するためのウオーミングアップもできないし、

直前期に得点があがる「暗記科目」の勉強もセンター英語長文問題の勉強で削られてしまって、

センター試験の「総合得点」も低いままで終わり、翌年の合格はなかったでしょう。

(この現象を英語科目から低得点の連鎖といいますー彼女は合格前年の12月まで当時いた会社に在籍していました)

 

 

 

今日のまとめ

本日は、「全文和訳」して解くのを意識するあまり、

多くの受験生が「無意識的な思い込みのために後手後手になってしまう現象」について書きました。

今は、「新センター脳」(題材:2018年センター英語長文問題)がありますので、

それをやってみたらいかがでしょうか?

 

次回は、《「全文和訳」のドグマその2-英語長文問題の速読で高得点は可能か?》、

についてお話しします。